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廉side
「んっ、ありがと…」
紫「ううん、いいの。ね？」
そう言ってくれた紫耀にぃに安心して
小さく頷いて
泣いて疲れてしもうたらしい俺は
そのまま眠りに落ちた＿＿＿。
＊
次に目が覚めると、夜の22時を過ぎたころで
にぃ達はおらんかった。
「まぁそうやんな」
別に寂しいとかは思ってへんよ？
長い事こんな生活続けてると、そう言う日やって
たまにあることやし。それに…
「あ、やっぱり今日もあった笑」
俺が寝てる間に面会時間が終了すると
必ず置手紙が置いてあんの。
今日は＿＿＿この字は紫耀にぃやな笑
＊
それから少し前まで寝てたせいか
全然眠くなくて…
けど、歩くんはしんどいから
ベットの背もたれを起こして
窓から外をぼーっと眺める。
…散歩、行けるんかな…。
にぃ達はああ言ってくれたけど…
実際、無理やと思う。
なんて思ってると、いつの間にか寝てたみたい。
「んっ、も…朝かぁ…」
病院に居ると、消灯時間とかが
きっちりしとるから自然と早寝早起きが身に付く。
まぁそれ以外の生活、したことないんやけどな笑
＊
それからいつも同じような時間に先生が
診察に来てくれて…
医師「んー？なんかドクドクするとか、痛いとかない？」
「え？うん、何もないけど」
先生がいつもより長めに
聴診器当ててんなーとか思ってたら
無言やったのに、急にそう言いだした。
医師「気のせいだと良いんだけどな…廉くん、今日はいつも以上に安静にしててね」
「ん、分かった」
そう言って先生は点滴を調整して…
俺の手元に酸素マスクを置いて出て行った。
それから昼手前までなんの異変も感じず
過ごしてた時…
ズキッ
「んっ、いっ…」
発作…とまではいかんけど
急に心臓がドクンと音を立てたかと
思えばズキンと、電気が走ったような痛みが
心臓に走って、思わず胸元の服をぎゅっと
握って、その痛みにひたすら耐える
＊
けど治まる事はなくて…
このままやと発作に繋がる。そう俺の頭が
言っている。
何とか、ナースコールに手を伸ばして
ボタンを押して先生が来るのをひたすら待った。
医師「痛くなっちゃったね、大丈夫だからね」
「っ、はぁっ、痛いッ…」
何とか自分の状況を伝えれば
酸素マスクを付けられて
点滴パックが違うのに変えられて
医師「ゆっくり深呼吸しよっか」
俺の体を支えながら
背中を摩ってくれて、先生の声に
合わせて深呼吸をする事に。
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
