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岸side
「よし、これでいっか」
冷凍庫から大きめの氷枕を取り出して
タオルを巻いて、後は冷水で濡らしたタオル。
それから冷水を入れたボウルも持って和室に戻った。
「おまたせ」
海「ありがと」
和室に戻ってすぐに、廉を起こさないように
枕を氷枕に取り換えて…
冷えピタの上から更に冷たいタオルの乗っけてあげる。
海「しんどいね」
寝てても廉は熱くて苦しそうな
呼吸をしてる
＊
それから、交代で廉の様子を見ながら
お風呂とご飯を済ませた。
廉「んっ…」
「あ、起きた。しんどいね」
次に廉が起きたのは、21時を少し過ぎたころ。
廉「げほっ…げほっげほっ」
しんどすぎて喋るのすら嫌なのか
俺の声に返事はないけど
でも、ちゃんと目は合っていて
俺の声が聞こえてるみたいでなんか安心した。
玄「あ、廉起きた。ごはん食べれそう？」
廉「はぁ…はぁ…ん、少し…」
いわげんの声にそう返事をしてくれて
玄「分かった、すぐ持ってくるからね。岸くん廉の体起こしておいて」
「了解」
いわげんが和室を出て、ゆっくりと廉の体を
支えて起こしてあげる
「しんどいな。寄りかかっていいからな」
廉「ん、あり…がと…はぁ…」
座ってるのもしんどいよな…
実は廉が起きる数秒前に熱を測ったら
40℃に乗ってて
きっと病院で打ってもらった解熱剤が切れたんだと思う。
そりゃ起きちゃうよな
「寒くないか？」
廉「ん、大丈夫…」
「良かった」
寒くないってことはもう上がらないな…
と安心して、でも毛布は掛けといてあげて…
それから少ししていわげんが
温かそうなおかゆとスポドリ、それから
お薬が置いてあった。
薬は廉に気づかれないように
そっと自分の隣に置いた。
廉「玄…樹…」
玄「ん？どうした？」
少し離れた場所に座ったいわげんの
名前を呼んだ廉。
廉「あーん、して…げほっ…ほしい」
玄「ん、いいよ」
いわげんにあーんしてのお願いしてる廉。
まぁ40℃もあれば、腕動かすのも
かなりしんどいだろうな。
＊
玄「はい、よく食べました」
いつもより時間がかかって食べれたのは2口。
でも高熱の中2口も食べれたのは普通に凄いよ。
廉「ん…はぁ…げほっ」
そして廉、次に薬を飲まされると
分かってるのか横になりたくて
俺の膝の上でもぞもぞしてる。
けどごめん。
薬飲ませてからじゃないと寝かせられないわ。
＊
それから何とか薬も飲ませてから
寝かせた。
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黒瀬優花(プロフ) - Hanaさん» 返信ありがとうございます。了解しました。お時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2020年12月20日 9時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！大丈夫です。 (2020年12月20日 9時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - Hanaさん» 早速リクエスト下さりありがとうございます。年上組は岸くん、玄樹くん、平野くん。年下組は神宮寺くん、海人くんという分け方で大丈夫でしょうか？もし違ってたら教えてくださると嬉しいです。 (2020年12月20日 9時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - 黒瀬優花さん» みたいな感じでお願いします。長々と細かくてすいません。 (2020年12月20日 8時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - 黒瀬優花さん» 岸君は長期不在で、玄くん、海ちゃんもしばらく留守で完全３人の中、廉くんがインフルエンザになって高熱出てようやくなおったものの、数日後違う種類のインフルエンザになってしまって症状が重症で治ってからもしばらく浮遊感があったりフラつく事が多かったり。 (2020年12月20日 8時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年12月6日 21時
