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紫耀side
それから少しして渡辺先生が来てくださった
先「じゃあまず、検温と診察しちゃいましょうかね」
と言われて、全員分の体温計を渡されて
数秒じっとしてれば、6人一斉に
「ピピピ」と音が鳴った。
先「…はい、みんな熱はないですね」
その先生の言葉にみんな安心してる。
…あ、廉だけ「え？」って顔してるわ笑
先「じゃあ、廉くんは最後にする？それとも最初にする？」
先生の配慮で廉に順番を決めさせてくれた
廉「2番目、がええ…」
先「うん、いいよ。じゃあトップバッターは…そうだな、平野くん行こっか」
「あ、はい。廉ちょっと待っててね」
廉「ん、頑張ってな…」
廉とつないでた手を離して
先生の前に座る。
そして、聴診器を当てて
喉を診られて…
先「熱もないですし、大丈夫そうですね」
「はい」
俺、注射とか点滴とかは
割と得意な方？ではある。
それから左手の服をまくり上げて…
腰の横に手を当てて…
先「ちょーっと冷たいですよ〜」
その言葉の後に、スーっと冷たい感覚が走って…
先「少し痛いですよ〜」
「っ…」
先「はい、お終いです。よく頑張りました！」
そう言いながら刺したところを軽く止血してくださって
その後に四角い小さな絆創膏を貼ってくださった。
「ありがとうございました」
先「いえいえ、次は廉くんかな」
「ですね」
廉の方に視線を送れば
打つ前だというのにもう目に大きな涙が…
瞬きすれば涙が落ちるんじゃない？ってくらいね
「大丈夫だから、まずはこっち座ろっか」
そう言ってさっきまで自分が座ってたところに
来るように言えば、小さく頷いて
いつもよりゆっくりだけど
立ち上がって椅子に座った
先「緊張してるね」
廉「ん、やって怖いんやもん…」
先「だよね。じゃあまずは、胸の音聞いていいかな？」
廉「ん…」
そう一言返事をすれば
恐る恐る自分の服をまくってる廉
先「大丈夫、痛くないからね〜」
そう言って事前に手のひらで温めてくれてた
みたいで廉もそんなにビクッとする事はなかった。
先「よし、大丈夫だね。じゃあ次はのど診せてね〜」
廉「ぁ…」
うん、これも小さな口だったけど
ちゃんと廉なりに頑張ってくれてる証拠だよね。
俺も廉の手を繋いで
反対の手で背中を摩って
「頑張れ」と声には出さないけど
心の中で応援する
先「よし、もう少ししてから注射しようね。大丈夫になったら言ってね」
そう言ってくださった
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黒瀬優花(プロフ) - Hanaさん» 返信ありがとうございます。了解しました。お時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2020年12月20日 9時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！大丈夫です。 (2020年12月20日 9時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - Hanaさん» 早速リクエスト下さりありがとうございます。年上組は岸くん、玄樹くん、平野くん。年下組は神宮寺くん、海人くんという分け方で大丈夫でしょうか？もし違ってたら教えてくださると嬉しいです。 (2020年12月20日 9時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - 黒瀬優花さん» みたいな感じでお願いします。長々と細かくてすいません。 (2020年12月20日 8時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - 黒瀬優花さん» 岸君は長期不在で、玄くん、海ちゃんもしばらく留守で完全３人の中、廉くんがインフルエンザになって高熱出てようやくなおったものの、数日後違う種類のインフルエンザになってしまって症状が重症で治ってからもしばらく浮遊感があったりフラつく事が多かったり。 (2020年12月20日 8時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年12月6日 21時
