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紫耀side
紫「廉を、探し行こうと思って…」
先「廉くんを？」
俺が言うと一瞬、ほんの一瞬だけ
驚いた表情になったけど、すぐに冷静になった先生。
紫「俺の事、廉が守ってくれて…岸くん達に聞いても、廉は大丈夫。それしか言ってくれなくて…不安で…それに俺…廉が庇ってくれた直後、廉の痛いっていう声が聞こえたんです」
そう言えば、先生は何かを考えるように
うつむいた後、ふぅと深呼吸をして
先「メンバーさんに、まだ平野さんと廉くんを会わせないでと言われてたんですけど…でも、不安になられてるのもお体に良くないので」
そう言って、廉くんのいる場所まで案内しますね。
そう言ってくださった
紫「ありがとうございます」
俺は暗い廊下を先生と歩く
そして、来たのはICUと書かれたお部屋で
窓ガラス越しに廉が眠ってるのが見えた
紫「れん…」
先「手術は無事成功しました。ですが、まだ意識が戻ってなくて…なので人工呼吸器を付けています。目が覚めれば抜いてあげれます」
それから簡単に先生から、廉の怪我の状態の説明を受けた
紫「れん、ごめんね…俺のせいでっ…」
先「平野さん…」
紫「痛かったよね…ごめん。俺がちゃんと避けなかったから…」
先「平野さん、ご自分を責めないでください」
紫「でもっ…」
先生が優しい言葉をかけてくださるけど
それでも自分を責め続ける俺。
その時、背中に暖かい何かが触れて
…先生が背中を摩ってくれてるんだって分かった
先「廉くんはきっと、平野さんを守りたかったんだと思いますよ。確かに廉くんの怪我は重傷で目が覚めても痛みがあると思います。回復してもリハビリを頑張らなくてはいけません」
紫「っ…」
先「でも、それでも廉くんは言うと思います。平野さんを助けられて良かったって。無事でよかったって」
そうだ、廉がそう言う奴だってこと
俺が一番知ってるじゃん。
痛いのが嫌いで、苦手なのに
何かあれば、身を挺してまで守ってくれて
痛くて泣きたいはずなのに笑顔で
「紫耀、怪我してへん？痛いとこない？」
って優しい顔で聞いてくれる。
紫「ヒック…」
先「それに廉くんは強い子です。医者の僕がいう事ではないですけど…廉くんは必ず目を覚ましてくれます。なので信じてあげましょ？」
紫「ヒック…はいっ…ありがとうございます」
先「いえいえ、ここだと体も冷えますから、お部屋戻りましょうか」
そう言われて、俺は先生と部屋に戻った
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#Rose(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！こちらこそ♪ (2020年11月13日 21時) (
レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - #Roseさん» はじめまして。コメントありがとうございます。そうなんですね、私の作品で安心してくださると言ってくださりありがとうございます。こちらこそ、お読みいただきありがとうございました(^^) (2020年11月13日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
#Rose(プロフ) - コメント失礼します。私も実は嘔吐恐怖症なので廉くんと共感することができて嬉しかったです笑 あと、自分が廉くんになった気持ちで海ちゃんに慰めてもらえていたのでなんだか読んでいて安心しました…ありがとうございます泣 (2020年11月13日 20時) (レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» そうなんですね！じぐいわいいですよね(^^)♪ (2020年11月3日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 黒瀬優花さん» じぐいわーるどは誰も入れない魔法の世界です(笑) (2020年11月3日 16時) (レス) id: 705d2458c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月22日 17時
