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廉side
海「うぅーれぇん!」
廉「うわっ」
俺が呼べば、そない凄い勢いってわけちゃうけど
いきなり抱き付いてきた。
目が覚めたばっかでしんどいんやけど…笑
ま、でもいいか。
海「グスッ…ほんと、良かったッ…俺、不安でっ…怖くって…」
廉「うん…」
頭を撫でながら海人の話を聞く
海「目、覚めないんじゃないかって…だから、目、覚めて…こうやって今、話せて良かったッ…!」
そこまで言い終わるとまた泣きだした海人。
廉「ん、ごめんな…怖かった、やんな…でも、もう…大丈夫やから、今こうして…話せてるんやからさ」
海「うんっ…!」
それから、3人して寝てもうたみたいで…
次に目を覚ますと、岸さんとじんと玄樹もおった
岸「廉!良かった!起きてくれて…」
玄「ほんとだよ。おかえり廉」
廉「玄樹、優太…ただいま」
神「連絡貰ってすぐすっ飛んできたんだ」
そうやったんや…
それから紫耀と海人が起きて
紫「あれ、岸くん達、いる」
海「ほんとだ」
と寝ぼけてる2人がなんかおもろくて
久しぶりの感覚て
つい
廉「ふっ笑ははっ」
海「ん?廉?」
笑ってもうた。
廉「なんか、幸せやな」
「「っ、廉…」」
廉「ごめんな、起きるん遅なって」
玄「いいんだよ、廉。遅いとかないから」
岸「そうだぞ!起きてくれたってのが嬉しいんだから!」
そう言ってくれて
めっちゃ嬉しかった。
それから看護師さんが来てくれて
まだ起きたばかりで固形物を入れるのは負担がでかいという事で
俺の鼻に付いてるチューブから栄養剤的なので
胃に直接入れるんやって
廉「なんか、変な感じや」
看「そうですね…でも、これも後1週間もすれば取れるって渡辺先生仰ってましたよ」
廉「ホンマですか?」
そう教えてもらって嬉しかった。
それから看護師さんに熱と血圧を測ってもらって
呼吸苦しくないですか?とか聞かれて
大丈夫ですって答えたら、最後に点滴を調節して
部屋を出て行った
海「廉疲れたんじゃない?」
廉「ん、ごめ…」
久しぶりに起きて、まぁまぁ喋ったからか
いきなり疲れがどっと出てきてもうて…
今にも瞼が落ちそうなくらいの眠気に襲われとった
紫「久しぶりに起きたからね、もう寝ちゃいな。また明日お見舞い来るからさ」
廉「ん…ありがと、おやすみ」
紫耀がお腹のあたりを優しくトントンしてくれて
眠る直前みんなの「おやすみ」
そう言った声を聞きながら
俺は眠りに落ちた。
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#Rose(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい!こちらこそ♪ (2020年11月13日 21時) (レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - #Roseさん» はじめまして。コメントありがとうございます。そうなんですね、私の作品で安心してくださると言ってくださりありがとうございます。こちらこそ、お読みいただきありがとうございました(^^) (2020年11月13日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
#Rose(プロフ) - コメント失礼します。私も実は嘔吐恐怖症なので廉くんと共感することができて嬉しかったです笑 あと、自分が廉くんになった気持ちで海ちゃんに慰めてもらえていたのでなんだか読んでいて安心しました…ありがとうございます泣 (2020年11月13日 20時) (レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» そうなんですね!じぐいわいいですよね(^^)♪ (2020年11月3日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 黒瀬優花さん» じぐいわーるどは誰も入れない魔法の世界です(笑) (2020年11月3日 16時) (レス) id: 705d2458c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2020年10月22日 17時