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紫耀side
それから先生に説明を受けて
一晩だけ付き添いを許可してもらった。
紫「廉、大丈夫だからな」
あれから起きることなく
眠ってる廉にそう声をかける。
それから少しして廉が起きた。
廉「んっ…げほっ…はぁっ…げほっ」
海「廉、大丈夫、じゃないよね」
廉「ん、苦しっ…はぁっ」
いつも隠しがちな廉が
素直に"苦しい"って訴えるなんて
よっぽど苦しくてしんどいんだよね。
紫「しんどいな。体起こすか？」
廉「んっ…お願いっ…はぁっ…」
そして廉が呼吸をすると
ひゅっという喘鳴と
ゼーゼーと苦しそうな音が聞こえてきて。
苦しいのは廉本人なのに
何故か俺まで苦しくなってきちゃう。
廉のベットのリクライニングを
起こしてあげると少し呼吸が
楽になったのか、ふぅ、と息を吐いた。
喘息って夜中から明け方に
発作が出やすいって言ってたよな。
そして、後数時間で真夜中になる。
紫「どう？少し違う？」
廉「ん、だいぶっ…けほっ」
海「ならよかった」
それから、廉が何か話して
というので海人と俺が話すっていう
時間が流れた。
きっと廉も不安なんだと思う。
前に教えてくれたけど、まだ大きい発作は
経験したことが無いってそう言ってたから。
そして大人になると治りにくいし
負担もそれなりにでかいらしい。
廉「はぁっ…けほっけほっ…しょ…」
紫「どうした？」
海人と話をしてると小さい声では
あったけど確かに俺の名前を呼んだ。
廉「水…はぁ…飲みたいっ」
紫「お水ね、いいよ。ちょっと待ってて」
そういうと俺はさっき
常温で置いてあった水を取りに行って
コップに水を注ぎ入れて
廉に渡す。
紫「ゆっくり飲めよ」
廉「んっ…」
ゆっくりとだけど、コップに入ってた
水を全て飲み干した廉。
海「喉乾いてた？」
廉「ん、少し、」
そりゃ仕事終わってから
飲んでなかったもんな。
それから少し話してると
廉が眠そうな目になってきて
海「廉、寝よっか」
廉「ん…」
不安そうだったけど
眠気には勝てないのか座ったままで
眠りに入った廉。
さっき説明を受けた時
症状が落ち着くまでは座って寝たほうが
いいと思います。そう言われた
首とか腰とか痛めたりしそうだけど
それより喘息の方が辛いもんな
そう思ったから、座ってる状態の
廉に布団を優しくかけてあげて
海「交代で見守っとこ」
紫「だな」
廉が一人にならないように
交代制で様子を見ることに
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#Rose(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！こちらこそ♪ (2020年11月13日 21時) (
レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - #Roseさん» はじめまして。コメントありがとうございます。そうなんですね、私の作品で安心してくださると言ってくださりありがとうございます。こちらこそ、お読みいただきありがとうございました(^^) (2020年11月13日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
#Rose(プロフ) - コメント失礼します。私も実は嘔吐恐怖症なので廉くんと共感することができて嬉しかったです笑 あと、自分が廉くんになった気持ちで海ちゃんに慰めてもらえていたのでなんだか読んでいて安心しました…ありがとうございます泣 (2020年11月13日 20時) (レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» そうなんですね！じぐいわいいですよね(^^)♪ (2020年11月3日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 黒瀬優花さん» じぐいわーるどは誰も入れない魔法の世界です(笑) (2020年11月3日 16時) (レス) id: 705d2458c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月22日 17時
