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紫耀side
この時間にマネさんを呼ぶのは流石に
申し訳ないなって海人と話して
俺の運転で病院に行くことに。
廉がお世話になってる病院は
結構夜遅くまで普通診察をしてくれるんだって。
助かるよね。
なんて海人と話しながら、準備を進めて…
紫「廉、行こっか」
廉「…ん」
廉に上着を一枚羽織らせて、手を引いて
立ち上がらせて…
紫「じゃあ行ってきます」
岸「おう、なんかあったら電話しろよ」
海「ん、ありがと！」
お留守番組に見送られて、車に乗り込んだ。
俺が運転席に座って…
一列後ろに廉と海人が座った。
紫「よし、出発するね」
海「はーい！」
海人の声しか聞こえないけど、いい事にしよう。
今から廉は沢山の勇気と、ちょっとの頑張りを
するっていう大仕事が待ってるからね。
家を出て、5分も走れば病院に着く。
紫「よし、着いたよ〜」
海「はーい！」
運転席を降りて、海人達が降りる方に
回ってドアを開けてあげる。
紫「行けそう？」
廉「…ん、大丈夫…」
海「よし！俺と手、繋ごっか」
廉「ん…」
普段は海人を弟扱いしてる廉も
こういう時は、立場が逆転。
海人がお兄ちゃんになるんだ。
でも、やっぱりこういう時でも
廉の中には、海人は弟っていう認識もあるから
少しお兄さんを出して頑張ってくれるかな？
っていうのもあって、海人にも付き添ってもらったんだ。
紫「ゆっくりでいいからね」
海人に事前に連絡してもらってるから
どんなに時間かかっても大丈夫なように
してもらってる。
それから廉が歩き出して
俺らも廉のペースに合わせて歩く。
廉「ふぅー…」
海「大丈夫、大丈夫」
裏口に着いて、大きく深呼吸をした廉。
その後、院内に入って…
渡辺先生が居る、診察室に入った。
あれ、意外とスムーズかも…
中に入ると、いつも通り
優しくて柔らかい雰囲気を纏った渡辺先生が居た。
先「廉くん、よく来てくれたね」
廉「ん…」
先「いきなりはしないから、とりあえずここ座ろっか」
そう言って先生は自分の目の前にある
椅子を指さして、廉を座るように促した。
先「今日は、どうした？」
廉「便秘で…4日も出てへんくて…」
先「そっかそっか、そりゃしんどいね」
廉「ん…薬とか、マッサージとか、してんけど…」
先「効かなかった？」
廉(コクッ)
先生が聞くと、すんなりと
自分の症状を話す廉。
ここまでだったら意外と
すんなりと行けるんだよね、割と。
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黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» 追加のコメントありがとうございます。上手く書けるか分かりませんが必ず書かせていただきますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2020年11月5日 21時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - はい！宜しくお願いします！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - さらに追加なんですが、痛みが増していくにつれ、廉くんも声を出して痛がるようになると良いです！どうぞ宜しくお願い致します！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» はじめましてこんばんは。リクエストありがとうございます。了解しました。そして再度確認です。腹痛に波がありそれが陣痛のように治まったり強くなったりって感じでいいですか？ (2020年11月5日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - 追加なんですが、本当の陣痛のようにしていただけるとありがたいです！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月9日 10時
