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海人side
それから少しして紫耀が戻ってきた。
海「あ、おかえり〜」
紫「ただいま」
廉が起きない程度の声の
大きさで返すと紫耀も小声で返してくれた
紫「岸くん、俺らの昼ご飯と廉のおかゆ。作っててくれたみたい」
海「マジで？感謝だね、岸くんに」
紫「うん」
きっと紫耀は、ごはんなかったら
作りに行こうと思って部屋を出たんだよね。
紫「あ、海人辛くない？平気？」
海「うん、大丈夫だよ。それにまだ眠ってからそんなに経ってないからさ」
紫「そか、辛くなったら言って？交代するから」
海「ありがと」
それから紫耀が、廉のおでこに冷えピタを貼ってくれて…
海「これで熱、下がればいいね」
紫「だね、この前飲んだ余りの解熱剤があったから、それ飲めば大丈夫かな？」
と話してると、20分近く経っていて
海「寝かせてみる」
紫「おけ」
廉を起こさないように、ゆっくりと寝かせてあげる。
廉「すぅ…すぅ」
海「良かったぁ、起こさずに寝かせられた！」
紫「お疲れ様」
それから俺は、一旦マンガで仕上げなきゃいけない
作業があったのを思い出して…
海「紫耀ごめん、一旦抜ける」
紫「いいよ。無理せず海人も頑張れ！」
そう言って応援の言葉を掛けてくれた紫耀に
ありがとって笑顔で伝えて
紫耀に廉を任せて、部屋を出た。
紫耀side
海人が部屋を出て、数分後…
廉「んっ…はぁっ…」
廉がもぞもぞし始めた
もしかしてこれ起きちゃうパターンですか？
なんて思ってから、トントンして
もう1回寝かせてあげようかな〜と思って
手を伸ばしたタイミングで、廉が目を開けた。
マジか…寝かせられなかったわ。
なんて思いながらも廉に声をかけてあげる
紫「どうした？」
廉「気持ち…悪くて…」
紫「そかそか、吐きそう？」
廉「んーん、そこまで、やない…けど…」
と目に涙が溜まって来ちゃった廉
紫「ヤダね、一回起き上がってみるか」
廉「ん…」
仰向けだと、戻しちゃったとき
気管支に詰まるから良くないって昔
誰かが教えてくれた気がする。
廉を支えてあげながら、体を起こして
さっきみたいに、俺の方に凭れさせて…
紫「一応な？」
廉「ん」
そう言って廉の前にゴミ箱を用意した。
突然、吐き気が強くなって出るってこと
あるかもしれないから。
その時の為にね。
さっき吐き気止め飲んだんだけどなぁ〜
なんて思いながら、大丈夫だよって声を
かけてあげる。怖いのは廉だからね
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黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» 追加のコメントありがとうございます。上手く書けるか分かりませんが必ず書かせていただきますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2020年11月5日 21時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - はい！宜しくお願いします！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - さらに追加なんですが、痛みが増していくにつれ、廉くんも声を出して痛がるようになると良いです！どうぞ宜しくお願い致します！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» はじめましてこんばんは。リクエストありがとうございます。了解しました。そして再度確認です。腹痛に波がありそれが陣痛のように治まったり強くなったりって感じでいいですか？ (2020年11月5日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - 追加なんですが、本当の陣痛のようにしていただけるとありがたいです！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月9日 10時
