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紫耀side
それから何事もなく寝れてるかな
なんて思ってた矢先___。
廉「んっ…」
廉が起きた。
けど、起き上がることもなく
ただ一旦を見つめてる。
その瞬間金縛りだってことが
わかった。
紫「大丈夫だからな」
廉「っ…泣」
金縛りの時は誰が近づいてくる足音が
聞こえてきたり、知らない人が見えるって
それが怖くて、でも数分で終わるって
言ってた。
廉「ふぅ…あ、しょお」
紫「お疲れ様。大丈夫か？」
廉「うん、へーき」
幼い頃からそんな生活を
送ってるからかデビューしてから
あまり弱音を吐いてないし
泣いてない気がする。
紫「喉乾いてない？」
廉「ん、乾いた」
紫「ほい、お水」
廉の枕元に置いてあったお水を手渡す。
廉「ありがと」
廉がゆっくりと体を起こして
お水を飲んだ。
廉「ありがと」
紫「ん、横になろっか」
廉「ん…」
それから、お腹をトントンすること
数分…
廉「っ、しょ…声、やだっ…！怖いっ」
紫「大丈夫、大丈夫。俺しかいないからね」
再度眠りにつく時でさえも
廉に容赦なく幻聴という名の恐怖が襲う。
廉「やだっ…声、怖いっ…」
それから少ししてやっと深い眠りに落ちた廉。
紫「お疲れ様」
少し汗をかいてる額を拭ってあげる。
それから、数分後…
岸「交代するよ」
紫「ありがと」
岸くんがむくっと起きて
交代の時間に。
紫「一回金縛り起きちゃって…」
岸「まじか、分かった。気をつけておく」
紫「うん、よろしく」
岸くんにさっきの廉の様子を
伝えて俺は眠りについた。
岸side
紫耀と交代して、廉のそばで
寝顔を見守る。
廉がナルコレプシーだと知った時
気づいてやれなくて悔しかった。
紫耀や海人より一緒に居た
時間は短いけど
でも、もう何年も一緒に
頑張ってきたのに。ってそう思った。
きっと廉は、この病気のせいで
沢山、苦しい思いをしたと思う。
本人だって寝たくないのに発作が出て
寝ちゃって…
そのせいで「やる気ない」とか
「だらけてんの」など心無い言葉を
言われて、沢山傷ついて
沢山の涙を流したと思う。
岸「もう、1人じゃないからな」
そう眠ってる廉にそう言った。
それから、2.3回起きて
その度に幻聴を聞いちゃったけど
神宮寺が見てくれてた時には
すっかり熟睡出来てたって聞いて
安心した。
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黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» 追加のコメントありがとうございます。上手く書けるか分かりませんが必ず書かせていただきますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2020年11月5日 21時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - はい！宜しくお願いします！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - さらに追加なんですが、痛みが増していくにつれ、廉くんも声を出して痛がるようになると良いです！どうぞ宜しくお願い致します！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» はじめましてこんばんは。リクエストありがとうございます。了解しました。そして再度確認です。腹痛に波がありそれが陣痛のように治まったり強くなったりって感じでいいですか？ (2020年11月5日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - 追加なんですが、本当の陣痛のようにしていただけるとありがたいです！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月9日 10時
