頑張り屋の廉くん10

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廉side

あれから、頻繁に…でもないけど

胸痛と息苦しさに襲われることがある。


寝てる時でも感じるくらいで…

そのせいで寝不足だし、そのせいか体は重い。


そんな俺の体調なんて関係なしに

舞い込んでくるスケジュールを淡々とこなしていく。



深夜1時。

やっと仕事が終わって、家に帰れる。


マネさんの車に乗り込んで、そのまますぐ眠ってしまった俺。


マネ「永瀬、永瀬」

廉「ん？あ…」

マネ「着いたぞ」


いつの間にかついてたらしくて

マネさんに起こしてもらって


廉「あざっす。また明日」

マネ「おう。また明日な」


と挨拶を交わして、家に入って

ごはんも食べず、軽くシャワーだけ浴びて


そのまま倒れこむようにベットに入って

眠った。



廉「ん…もう、朝か…」


昨夜、俺ちゃんとアラーム掛けてたんや。

自分のスマホのアラームで目が覚めて…


アラームを全部切ってまだ疲れが取れ切れてない

体を無理やり起こして、下に降りる。


廉「おはよ…」

岸「お、おはよ！」


下に降りるともう俺以外のメンバーが起きていた。


廉「あれ、お荷物持ってどっか行くん？」

海「うん、今日から3日間。俺とPrinceの3人は地方ロケで…あ、Princeとは違う場所だけどね」

廉「そうなんや」


海人が東北地方。

Princeが四国地方にお泊りロケらしい。


ってことは、紫耀と2人か…


紫「みたいだよ」

廉「そか」

岸「んじゃそろそろ行くわ」

廉「おう、気を付けてな」


海人と、岸さん、ぐうじに玄樹を見送って

俺も朝ごはんを軽めに食べて、支度を進める。


廉「あれ、紫耀オフ？」

紫「うん、今日はオフ〜」


ソファーでまったりくつろいでる紫耀にそう聞く。


廉「そか、んじゃ体ゆっくり休めるんやで？」

紫「ん、ありがと。あ、なんかあったら連絡入れてね」


そう言ってくれた紫耀に、おん。なんて適当に

返事をして、カバンをもって俺も仕事に向かった。



紫耀side

今日は、久しぶりのオフ。


でも家に1人なんだよな〜

寂しいな。笑


ま、今日は廉に言われた通り

体をゆっくり休めますか〜


そう思って、二階に上がって

自分の部屋に入って、ベッドの中に入って


目を瞑る。

やっぱ体をゆっくり休めるには

寝るのが一番だよね！



紫「んんっ…なにぃ？」


濡れおかきを沢山食べる夢を見てたら

自分のスマホの着信音で起こされた。


紫「はい、もしもし」

廉マネ「あ、平野か！あのな、永瀬がっ＿＿＿」

紫「え…廉が…」

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