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廉side
仕事が終わって、俺はマネさんにまた連絡を入れた。
それからその足で呼び出された倉庫に向かった。
倉庫内に入ると、朝見たメンツを変わらなくて…
先輩1「おぉよく来たなぁ」
後輩2「さっそく始めましょっか!」
俺を見た瞬間、そう言って笑って
朝と同じように、お腹や足背中周りを
蹴られて、叩かれて、殴られて…
廉「っ…」
朝の傷の所に被ってくるから
さらに痛みが増して…
涙が出そうになるのをぐっと堪えた。
それから、2時間近く俺は耐え続けて…
同級生2「んじゃ、またな」
そう言って、最後に強く殴られて
先輩たちは倉庫から出て行った__
廉「っ…はぁはぁっ…げほげほっ…」
もう全身が痛くて…
息ができひん…。
こんな生活、俺…
いつまで耐えればええんやろか…。
廉「っ…かえろ…」
とりあえず、ここに居たら
怖いし、寒いから家に帰って温まろう。
そう思って、痛くて仕方ない体を
無理やり起こして、動かして
家に帰った。
紫耀side
最近、廉の様子がおかしい。
紫「れん。あのさ…廉?」
廉「…」
話しかけても、何度か呼ばなきゃ反応しないし。
紫「れーん!」
廉「っあ…ごめん、なに?」
紫「うん___なんだけどさ?」
俺も不思議に思ったけど
お仕事で疲れてんのかな?程度にしか考えてなくて…
誰一人廉に聞けなかったんだ…
どうしたのって。
俺ら、何の為にシェアハウスしたんだよって…
廉の異変に少なからず気づけてたのに
ごめんな、廉__。
紫「そっか、ありがと」
廉「おん。俺でも役に立ったんやな…」
紫「え?廉?当たり前じゃん。俺、廉の事頼りにしてるよ」
廉「そか、なら嬉しいわ…」
なんか廉の言い方が気になって
紫「どうし…ス『お時間です、スタンバイお願いします!』…あ、はい」
俺が聞きかけた瞬間、スタッフさんに呼ばれちゃって…
ほんと、タイミング悪っ…
なんて思いながらも、また後で聞けばいいっか
と思ってそのまま廉と撮影に向かった
紫「あ、廉…廉『ごめん、俺行かなあかんところあるから。ごめん』…え、ちょ廉!」
まただ…
話そうと思ったタイミングで、今度は廉に遮られて…
俺にそう言ってカバンをもって、楽屋を出て行った。
その後俺も仕事があったため、廉を追いかけることができずに…
近くで待機してたマネさんに呼ばれて、車に乗り込んだ。
紫「家、戻ってから廉に聞こう」
そう決めて仕事に向かった
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黒瀬優花(プロフ) - ほのぼのさん» 初めまして、そう言って頂けて感激です。「病院嫌いの理由」とは別にそう言う話を考えてますので、ちょこちょこっと書いていけたらなと思ってますので是非読んでくださると嬉しいです(^^) (2020年10月11日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの(プロフ) - 不謹慎なのですが、昔のトラウマ系が大好きなので、ぜひもう一度書いていただきたいです! (2020年10月11日 14時) (レス) id: b44b0f436a (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - キンプリloveさん» 返信ありがとうございます。分かりました。上手く書けるか分かりませんが書いてみます。お時間頂きますが必ず書かせていただきますので待っててくださると嬉しいです(^^) (2020年10月11日 12時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリlove - 返信遅くなってすみません!喧嘩が起きた原因は廉君が体調悪くて、レッスン中もダラダラやってたらメンバーには、やる気がないように見えてしまい廉君に注意したら喧嘩みたいになってしまう感じでお願いします!語彙力なくてごめんなさい! (2020年10月11日 10時) (レス) id: 5c9a2881b6 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» こちらこそいつもリクエストくださりありがとうございます。廉くんに対するメンバー愛を感じて頂けて嬉しいです(^^)part10も頑張りますのでよろしくお願いします(^^) (2020年10月9日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2020年9月23日 22時