頑張り屋の廉くん9

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岸side

廉「でもな、まだまだこれで終わりとちゃうんやで？」

岸「え？」


そう言われて頭に沢山はてなを浮かべてると…


海「目隠すね」

岸「え？は、ちょ…」


海人が俺の目の前に立って目隠しを付けてきた。


神「岸くんの右手触ったの、俺。神宮寺ね？」

紫「んで、岸くんの左手は平野が握りまーす！」


そう言われて、両方の手を握られて…


廉「んじゃ、岸さん歩くで？」


そう言われて、恐る恐る歩きはじめる。


玄「あ、岸くん、そこちょっと段差あるから…右足上げて？」

岸「おう」

玄「よし、おけ！」


メンバーがここに何あるよーとか言ってくれたおかげで

どこもぶつけずに歩けた。


けど、俺どこに連れてかれてんの？


紫「岸くん、大丈夫だから、手の力抜いて？」

岸「あ、わりっ」


恐怖のあまり、紫耀の手を強く握ってたらしい俺。


廉「ほい、着いたで〜。んじゃ、海人。３，２，１で目隠し取って屋や」

海「ラジャ！じゃあ岸くん、３，２，１…」


その海人の声と共に視界が明るくなって…


「「おめでとー！！」」


そう言って連れてこられたのは、パーティー用のセットがあるスタジオ。


え…

ちょ、どういう…


廉「はは笑 岸さん思考が追い付いてないやん笑」

玄「ね、ほら岸くん、これ付けて！」


そう言われてて今度は可愛らしい帽子をかぶせられる


海「あ、岸くん可愛い〜」

廉「ホンマや、似合ってんで！」


そう言ってくれて、めちゃ嬉しい。


紫「よし、岸くん、そこ座って」


とさっきまで誘導してくれてた紫耀がもう一度

俺の手を取って椅子に座らしてくれて…


岸「うへ！？まじで！？ケーキあんじゃん！」

玄「へへ、海人と俺で作ったんだよ？ね」

海「うん！んで、このスタジオの飾りつけは、じんと紫耀と廉が頑張ってくれたの！」


とメンバーからの愛を感じた瞬間だった。

そしてなんか感動して俺…


紫「え、ちょ笑岸くん、泣いてる笑」

神「ほんとだ！笑25歳になってさらに涙腺緩んじゃった感じですか？リーダー笑」


なんていじってくる。


海「うわぁ…ほんとにおじいだ笑」

岸「ちょ…グスッ…やめろよ…」

廉「はいはい、誕生日なんやから笑顔でおらな。勿体ないで？」


そう言ってティッシュをくれた廉。


岸「そうだな！」


それからみんなでケーキを食べたり、写真撮影をしたりと

楽しい時間を過ごさせてもらった

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