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紫耀side
紫「ありがとうございました」
タクシーの運転手さんにお金を払って、お礼を言って、ぐったりとしてる廉を抱き上げて院内に入った。
そして受付に廉の症状を話すとすぐ診てもらえることになって…
受「〇番室にお入りください」
紫「あ、分かりました」
廉を抱えたまま、言われた番号の部屋に入ると…
海「渡辺先生！」
今日担当してくれてる先生が渡辺先生だったみたいで、内心ほっとした。
先「どうしたの？廉くん、しんどそうだね。ここに寝かせられる？」
紫「はい」
先生にそう言われて、廉を診察ベットにゆっくりと寝かせてあげる。
紫「夜、仕事から帰って来た時にはもうかなりぐったりしてたみたいで、熱と咳がしんどそうなのと、胸痛があるみたいで…」
と伝えると先生の表情が険しくなった。
先「聴診させてね〜」
けど、一瞬でいつもの優しい笑顔になって、意識が朦朧としてて受け答えしない廉にそう声を掛けながら聴診器を当ててくれてる。
先「うん。ありがと。ちょっと怪しいのでレントゲン撮ってもいいでしょうか？」
紫「え、レントゲン、ですか？」
先「はい。まだ確信はないですが、廉くんは『肺炎』の可能性が高いです」
「「え、肺炎…」」
先「はい、なのでレントゲンで肺を写せば診断を下せます」
そう言われた
確かに、高熱と咳。だけだったら俺らも夜間救急に連れてこない。
けど廉が胸痛を訴えたから連れてきたんだ。
それに俺、頭のどこかで分かってたんだ。肺炎なんじゃないかなって…
紫「お願いします」
先「はい。分かりました、廊下でお待ちください」
先生に廉の事を任せて、俺と海人は廊下の長椅子に座って待つことにした。
俺も海人も一言も発さずただ廉の帰りを待った。
先「お待たせしました。中にどうぞ」
レントゲンを撮り終えたのか、渡辺先生が呼びに来てくれた。
診察室の中に入ると、廉が酸素マスクをつけて眠ってた。
海「え？酸素、マスク…？」
先「あ、はい、呼吸が苦しそうだったので」
と説明してくれた。
先「これを診てもらえたら分かると思うのですが、右と左の肺が白くなってますよね？」
「「はい」」
先「これが肺炎です、しかも重度の肺炎にかかってますので入院が必要です」
そう言って先生が見せてくれたレントゲン写真の廉の肺は
素人が見ても分かるくらい真っ白になっていた。
紫「分かりました。お願いします」
俺らは一旦、廉の着替えを取りに家に戻った。
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黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» なので、まリクエストくださる事があれば是非…笑(図々しくてすいません) (2020年9月19日 22時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» 質問ありがとうございます！はい、全然ありです。はるきさんのご意見を聞いて「その設定があったか！」とまだ書いてないのにわくわくしてます笑。廉くんを幼児化させてみてもいいかな？なんて最近思ってたんです(設定の時のみに限りますが) (2020年9月19日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» こんばんは。感想くださりありがとうございます。そうですよね、器用そうに見えて意外と不器用だなんて意外ですよね。私の作品の中では少しずつメンバーや先輩方に頼っていけたらな…なんて思いながら書いてます笑 読者様が見やすいように模索しながら頑張ります (2020年9月19日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 私からも質問です。ふと思ったんですがこの作品ではリクエストでこれらの設定を使うのはありですか？一般人設定、家族や兄弟設定、学パロ(学生)設定等、気になったので質問させていただきました。 (2020年9月19日 22時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 書いてくれてありがとうございます。良かったです。廉くんは見た目器用に見えるのに不器用だなんて意外ですよね。やっぱ廉くんは人を頼るの苦手なんだって思います。お知らせについてですが看病役の表示はしても良いと思います。黒瀬さんの好きにしたら良いと思います。 (2020年9月19日 22時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年9月11日 22時
