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廉side
廉マネ「お、永瀬おはよ。んじゃ出発するぞ」
廉「おん、おはよ」
マネさんに軽く朝の挨拶をして車が動き出した。
俺はマネさんから見えんように、薬ポーチを開けて喘息の薬の残り数を確認。
え、やばっ…。
残り少ない…。
吸うタイプのやつも、スプレータイプのも残り数回分しか残ってへん。
どないしよ…。
廉「なぁ、マネさん、俺のオフって次いつ？」
廉マネ「え、次のオフ？ちょっと待ってな」
そう言ってマネさんは車を路肩に止めてスケジュール帳を開いて確認してくれた。
廉マネ「えーっと、4日後、かな？どうした？」
廉「ううん！いつやったかなーって思っただけやで？ありがと」
廉マネ「そうか？じゃあ動くぞ」
廉「おん」
大丈夫かな？
俺は大丈夫だと言い聞かせた。
まさか、この言い聞かせがあんなことになるなんて、この時の俺は思いもしんかった。
.
.
廉「お疲れ様でしたー」
今日も撮影が終わったのが、23時を過ぎた頃やった。
帰るかー…。
若干、息苦しい気ぃもするけど、気のせいだと言い聞かせて家に帰る。
今日マネさんは他の用事でこれんから1人で帰ってと昨日言われてたしな。
廉「はぁ、けほっ」
スタジオを出て、30分くらい歩くと家が見えてきた。
その家を見てほっと安心した。
ガチャ
廉「ただいまー…」
みんな寝てる思って小声で。
海「あ、おかえり！」
廉「え、海人？なんで？」
俺の声が聞こえたんかリビングから顔をのぞかせる海人。
海「ん？なんでって？この前言ったじゃん！もう廉に悲しい思いさせたくないから待ってるって」
廉「そやけど…」
確かにこの前、熱を出して幼児退行して以来誰か一人起きててくれてるけど
でも、今日は起きれ待ってれないって…ゆうてたやん。
海「僕が起きてるのが不思議って？それはねー、今日思ったよりも撮影が早く終わって、だから起きてるんだよ〜、ってそこにいたら風邪ひいちゃう！入って〜」
って言いながらこっちにパタパタと駆け寄ってきて、俺の背中を押しながらリビングに入った。
廉「…ありがとな。疲れとんのに、起きててくれて…」
海「廉…。ううん！いいの！廉の為なら僕頑張るって決めてるから！」
廉「なんなん、それ笑」
でも、ホンマありがとな。
みんなが起きて待っててくれてるってだけで、顔を見れてただいまって言えてホンマ嬉しい。
やから、みんなにもう迷惑かかっとるから喘息の事は隠し通そうと決めた。
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黒瀬優花(プロフ) - ゆっぴーさん» ゆっぴーさん、こんばんは。コメント下さりありがとうございます。ただ、及川亮くんを7人目のメンバーを入れるっていうリクエストは受け付けて無くて…せっかくコメントをくださったのに申し訳ないです汗 (2022年4月16日 19時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー - どこのシーンでも良いので及川亮をキンプリ7人目のメンバーに入れて下さい。 (2022年4月16日 0時) (レス) @page6 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - あーちゃんさん» あーちゃんさん、はじめまして。コメントありがとうございます。沢山の小説がある中で見つけて頂きありがとうございます。そして、私の更新を楽しみにして下さって嬉しいです。なるべく多く、更新できるように頑張ります。 (2020年5月19日 6時) (レス) id: 31284d8f29 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - このタイトル見つけて読んですごく大好きなお話で毎日更新されてないかなって確認して更新されてたらすごくワクワクで読ませてもらってます！これからも楽しみに待ってます！頑張ってください！陰ながらになりますが、応援してます！ (2020年5月19日 0時) (レス) id: 871691ea59 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。リクエストありがとうございます。そして詳しく書いていただきありがとうございます。うまく書けるか分かりませんが、書かせていただきます。お待ちくださると嬉しいです(^^♪ (2020年5月17日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年4月3日 21時
