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神宮寺side
さっき休憩をしてから20分くらい経ったかな。
廉の疲れが見え始めた
神「廉、今はもうおしまいにして病室に戻ろ？」
廉「はぁ…はぁ…なんで、まだ、出来る…」
神「ううん、もうだいぶ息も上がってるし、ここで無理したら退院先延ばしになっちゃうよ？」
そう言うと納得したのか、コクッと頷いてくれた。
良かった、納得してくれて、そう思ったら安堵のため息が出た。
神「ゆっくり戻ろうな」
廉「おん」
リハビリを始めた廉はゆっくりではあるけど、一人でだいぶ歩けるようになっていて。
最初の時は車いすだったり、誰かが支えてやらないと危なっかしい感じだったのに今じゃ、一人で歩けるようになってきた。
まぁまだ手すりを使ったり、休憩を挟みながらだけどね。
ガラッ
神「はい、お疲れ様」
病室についてベットに座ったとたん、ぼふっと横になる廉。
廉「じん、俺退院できるんかな…」
神「え…？」
そして突然口を開いたと思えば、不安を口に出した廉。
そう言えば、リハビリを始めてから4日経ったけど、まだ先生からも他のメンバーからも弱音を聞いたことがないって言ってたっけ。
廉「こんなんで、俺またみんなとお仕事出来るんかなっ…体力落ちてて、少し歩いただけで上がる息。手すりとかで体を支えながらやないと上手く歩けんくて…」
神「れん…」
廉「もう、傷はほぼ痛くないし、紫耀を助けたこと後悔はしてへん。けど、、夜みんなが帰った後一人で不安になってまう、ちゃんとキンプリの一員として、前みたいに戻れるんやろかって…。先生は若いから回復力も凄くて早よ退院出来るなんて言ってくれてるけど、俺的にはそんな気がしいひん」
こんなに不安を抱えてたんだ…。
俺らの前では笑って元気にしてて、いつものように紫耀や岸くんに対してツッコんだりしてた。
いや、本当は違ったんだよね？
無理して笑って、「いつも」を装ってたんだ、ほんとは不安で、怖かったはずだ。
そう思ったら俺は廉を抱きしめてたみたい
廉「じ、ん？」
神「ごめんな、気づいてあげれなくて、廉の不安、俺まったく気づいてやれてなかった、笑ってたから大丈夫なんだって勝手に思ってた。けど、本当は怖かったんだよな、不安で眠れなかったんだよな。でも廉なら大丈夫、またステージに戻れる、俺らと一緒にお仕事出来るから！」
そう俺が言うと、廉は泣いた。
入院して以来初めて見た廉の涙に、こんなにしんどい思いしてたんだと痛感させられた
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黒瀬優花(プロフ) - ゆっぴーさん» ゆっぴーさん、こんばんは。コメント下さりありがとうございます。ただ、及川亮くんを7人目のメンバーを入れるっていうリクエストは受け付けて無くて…せっかくコメントをくださったのに申し訳ないです汗 (2022年4月16日 19時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー - どこのシーンでも良いので及川亮をキンプリ7人目のメンバーに入れて下さい。 (2022年4月16日 0時) (レス) @page6 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - あーちゃんさん» あーちゃんさん、はじめまして。コメントありがとうございます。沢山の小説がある中で見つけて頂きありがとうございます。そして、私の更新を楽しみにして下さって嬉しいです。なるべく多く、更新できるように頑張ります。 (2020年5月19日 6時) (レス) id: 31284d8f29 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - このタイトル見つけて読んですごく大好きなお話で毎日更新されてないかなって確認して更新されてたらすごくワクワクで読ませてもらってます！これからも楽しみに待ってます！頑張ってください！陰ながらになりますが、応援してます！ (2020年5月19日 0時) (レス) id: 871691ea59 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。リクエストありがとうございます。そして詳しく書いていただきありがとうございます。うまく書けるか分かりませんが、書かせていただきます。お待ちくださると嬉しいです(^^♪ (2020年5月17日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年4月3日 21時
