頑張り屋の廉くん

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紫耀side


廉のマネさんの運転する車で病院に向かう事になった。

それから病院に着いて。


廉マネ「着いたぞ！ここで待ってるから。永瀬のこと頼むな」

紫耀「はいっ、ちょっと行ってきます」


俺は眠ってる廉を抱き抱えて病院に入る。

事前にスタッフさんが伝えてくれてたみたいですぐ診察室に入ることができた。


___ガラッ


先生「永瀬 廉さんですね？」

紫耀「はい」

先生「ではまず、そこに寝かせてもらっていいですか？」

紫耀「はい」


俺は眠ってる廉を優しくベットに寝かせる。

それから先生が聴診をして、触診をしようと思ったタイミングで廉が起きた。


廉「んんっ…ここ…」

先生「廉くん、ここは病院だよ」


んっ？なんで、先生いきなりタメ口に？
もしかして、廉の事知ってるの？


廉「びょ、いん？」

紫耀「そうだよ。廉、お腹痛いって言ってたから、心配で連れてきたの」


そう、俺と先生が説明すると理解したのかコクッと頷いてくれた。


先生「廉くん、ちょっとお腹触って診察してもいいかな？」

廉「…うん」

先生「ありがとう。ここ痛い？」

廉「ッ…痛いっ…せんせ、いたっ…グスッ」

先生「ごめんね、よしもう終わりっ」

廉「グスッ…しょお…」

紫耀「うん、よく頑張ったな。先生廉は…」

先生「はい、多分"ストレス性胃腸炎"と思われます」

紫耀「そうですか」

先生「飲み薬出しときますので、しっかり飲ませてくださいね」

紫耀「あっはい、ありがとうございました」

先生「いえっ、廉くん、ちゃんとお薬飲むんだよ？」

廉(コクッ)


よしっ、もう聞いちゃお！


紫耀「…先生」

先生「はい、なんですか？」

紫耀「もしかして、廉の事知ってたんですか？」

先生「はい、大阪からこっちに引っ越してきてから体調が悪いと…」


そうだったのか…


紫耀「そうだったんですね」

先生「はい」


なら、今度から廉が体調崩したらここに来よ。
その方が廉も安心すると思うし。


廉「しょお、帰る…」

紫耀「そうだな、帰ろうな。抱っこしてくからね」

廉「うん…」


俺はまた来た時と同じように廉を抱き抱えて先生にお礼を言って診察室を後にした。


紫耀「れん、一人でここに来てたの？」

廉(コクッ)

紫耀「そっか」


それからまた廉のマネさんの車に乗って


紫耀「お待たせしました」

廉マネ「あっ、お帰り。どうだった？」

紫耀「はい、ストレス性胃腸炎だって言われました」

廉マネ「そっか」





変な所で切ります

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