欲しい120こ ページ7
暫くして落ち着いた私達は、お父さんの話を聞いた。お父さん達には、親戚達等に借金をしていて、借金を全て返済するためだった。
「だからって、なんで…」
「殺しはしない、とあの人は言っていた。だから、心配はいらないだろう」
そのお父さんの言葉で、安心した私を恨みたい。
________________________
「東京都〇〇市に住む、高校3年生の、一月Aさんが、昨夜、一月大貴さん30歳により、殺害されました。
事件の動機は____」
朝、なんとなくテレビをつけると、ニュースをやっていたので、そのまま見ていると、ニュースでAの名前が出て、私は食パンを落とした。
「嘘、そんな、A!!」
A、ごめん、ごめんね。謝っても許されることじゃないけど、私、本当に最低な事をした。
「嫌ああぁぁ」
どうしてAが。
私の大切なたった1人の親友なのに。
・
告別式が終わり、Aは親族達と共に火葬場へと向かった。私は行くかと問われたが断り、家に帰った。
部屋に戻り、制服のままなんて気にせずベッドに寝転ぶ。
私、なんて事したんだろう。取り返しのつかない事をしてしまった。
止めどなく流れる涙を拭わず、Aとのペアルック、お揃いのキーホルダーを全てだし、服を全部切り裂いてキーホルダーを叩き潰した。
もう一度やり直せるとしたら、私はAを救えるのかな。
END 。+ฺ・。ฺ・
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尊 - 何度も読みたくなる作品くらい面白いですが、一ついいですか?一月父が30歳だと一月姉妹が高校3年生っておかしいと思います。一月父が12歳か、13歳で作った子になってしまいます。 (2020年11月25日 13時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ(プロフ) - 完結おめでとうございます!いつも更新されるの楽しみにしてました!次に作品を作る時も頑張ってください!応援してます!!! (2016年3月3日 20時) (レス) id: 8de599b8f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花粉の苺愛 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2016年1月3日 23時