検索窓
今日:13 hit、昨日:5 hit、合計:17,738 hit

雑談 ページ44

本日も無事に海の家のお手伝いが終了。
昨日とは違い、一日お手伝いをしていた。

そのため現在の時刻は、海に沈む夕日が美しく見える黄昏時であった。

片付けをしながら皆が話していると、おじさんが「そういえば、昨日の悲鳴は本当に大丈夫だったの?」とAに聞いた。

「実はあのとき、部屋で怪談を話していたみたいで…」

「枕投げまでしてうるさくなってしまって、他のお客さんたちに申し訳ないです…」とAが続けると、ケロロや夏美も申し訳無さそうに「ごめんなさい」と言った。

「ははは!それくらい元気の方がいいよ。
でも、あんまり騒ぎすぎると、お願いした僕が怒られちゃうかもしれないけど」

宿泊している宿の主人がおじさんの知り合い且つ、紹介してくれたからこそ、格安で泊まることができている。

それなのに、このことが原因でおじさんが怒られてしまったらと思うと、その場にいた一同は冷や汗を浮かべた。

「冗談だよ!
あのフロアは他にお客さん泊まってないって聞いたし、少しくらい騒いでも問題ないさ」

少し安堵した様子の一同だったが「今日から気をつけよう」と思うのだった。

「それで、怪談したって?」

「その話続けます…?」

「はは。怪談は嫌いじゃないからね」

「おじさんと電話したあと、私も聞いたんですけど、もう怖くて怖くて…」

言いながらちらっと冬樹を見ると「そんなに怖かったなら良かった」と言ったので、夏美と共に「良くない!」と返した。

「おじさん、このあたりに伝わる怪談とかないんですか?」

「あ、ちょっと外の様子見てきます〜…」

そそくさと出ていこうとしたAを、厨房の片付けを終えて出てきたクルルが、腕を掴んで引き止めた。

「いいじゃねえか、ちょっとくらい」

「わ!いつの間にそこにいたの?!」

「今来たんだよ」

「それはお疲れ様…手、離して?」

「嫌だね」

「なんでよ、離してってば…!」

この二人のやりとりを見たおじさんは笑う。

「仲が良くていいねぇ!
それなら肝試しをやるといいんじゃないか」

ここから少し歩いたところに、ちょっとした洞窟があり、その中に入ると不思議な現象が起こるらしい。

「夜に行くとね…光るんだよ。
洞窟の中は明かりも何もないはずなのに、ぽわ〜っとね」

「おじさん、もうやめてくださ…」

「よし、じゃあみんなで肝試しをしようよ!」

「ああ…やっぱりこうなった……」

おじさんの話を聞いた冬樹が、肝試しをやる気満々になってしまった。

明日の予定は…これで決まり。→←だから、そこじゃなくてだな…


ラッキーアイテム

ガンプラ

ラッキーケロン

トロロ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あおい(葵)(プロフ) - ゆかさん» ありがとうございます。本日は更新しておりますので宜しくお願いします★☆ (2021年8月13日 18時) (レス) id: 66ac60b139 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 毎日投稿お疲れ様です!今日は更新されないようですがゆっくり休まれてください! (2021年8月13日 1時) (レス) id: 870d1da5c2 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(葵)(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、ありがとうございます!お話の先を考えるのに、ちょっとゆっくりペースになってます。すみません…! (2021年8月9日 22時) (レス) id: 66ac60b139 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます。お疲れ様です! (2021年8月9日 0時) (レス) id: 870d1da5c2 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(葵)(プロフ) - ありがとうございます!クルル人気ですね(*´>ω<`*) (2021年8月2日 20時) (レス) id: 66ac60b139 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年7月28日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。