love u i love u 3

気付き ページ23

夕方母親に起こされて目が覚めた。


母「どう？少しは楽になった？^^」


「うん、朝よりわ。」


Aの額に手を当てて言った。


母「まだ熱いね。」


ベッドに横になるAの横に母親が腰掛けた。

母「心配だな(笑)」


「何が？」


母「Aみたいに強がりで弱音吐かない彼女を持つと彼、内田くんだっけ？きっと不安になるだろうなって(笑)」


「何で？(笑)」


「お母さん達が思う位だもん。今の頑張り過ぎてるA見ると邪魔しちゃいけないって(笑)Aと会いたくても彼我慢してるかもね(笑)泣かせちゃダメよ？(笑)」


そう言って笑った。


「(´･_･`)」


母「もう少し寝てなさい^^軽く食べれる物作るから^^」


そう言って起き上がって母親は下に降りて行った。


"そっか。"


"全然気付いてなかった"


"あたしは自分の事しか考えてなかったね"


ぼんやり天井を見つめながらそんな事を思った。


"バカだね"


"篤人にあんな言葉言わせたのは、きっとあたしなんだね"


次の日も熱は下がらず結局休んだ。


そして翌日ようやく回復した。


瑞希「もう大丈夫？」


安田「寂しくて全く眠れんかってん俺(T_T)」


瑞希「盛らない盛らないwあんた目ぱちくり開いてんじゃない」


槙野「薬嫌いなら俺が..


瑞希「黙れww」


A「もう(笑)」


廊下でロッカーに教科書を取りに行くと内田が話しかけてきた。


内田「お前もう大丈夫なの？」

「復活^^！」


こないだの今日で正直どう接しようかお互い悩んでいたが、何もなかった様にいつもの様に話した。


内田「あのさ、こないだの事..


A「篤人、今日のお昼二人で食べない？話したい事あるの。」


内田の言葉を遮ってAが言った。


ちゃんと、ゆっくり話したかったから。


内田「うん」


A「じゃあお昼」


そう言ってAは教室に入っていった。


「どうしたウッチー(笑)フられた？(笑)」

方杖ついてぼんやりする内田に冗談っぽく今井が言った。


「フられてねえよ、まだ(笑)」


"フられんのかな俺"


"まあ、あんな電話の後だしな"


"気づいた時にはもう遅いってやつ？"


田中「まだって(笑)フられそうなの？(笑)」


内田「かもな(笑)」


今井「そしたらうちらが励ましてあげるよ(笑)」


内田「虚しいからいい(笑)」


そして昼休み麻也達には"篤人に話があるから二人でご飯を食べる"と伝え、二人で教室を出た。

二人の時間→←何者？（笑）

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