〜５２〜 ページ9
Aside
大「…え、なに？」
私が皆に写真を見せ、皆がその写真を見つめる。
だけど、皆は気づかないみたい…
貴「こ、これ！」
私が見せたのは、資料などで埋まっている涼介の机の写真。
私はその写真のある所を指差す。
皆がジーっとそこをみて、数秒…
圭「こっ、これって！！」
一番前にいた圭人は気づいたみたい。
光「…あっ」
裕「あっ、これか！」
慧「見つけた〜！！」
その後も次々と見つける人が増えた。
そう…この写真の机の本立てには、小さな２枚のメモが張ってある。
小さくて今まで見落としてたけど…
『作戦予定』
殴り書きのように書かれた、その言葉。
その下からは小さすぎて読めないけど…
これで涼介の作戦に、一歩近づく…！
宏「よし！これを拡大して解析しよう！」
急がないと、間に合わない…！！
涼雅side
杉「ほら、着いたぞ」
目をゆっくり開けると、ダルさも気持ち悪さもなく、貧血の症状が出てないことが分かった。
杉「やっちまえよ」
涼「…ん」
車から降りるとき、そう声をかけてきた杉田に短く答えて、裏口の方へ行く。
ここは…とあるパーティー会場のようなもの。
いわゆるヤクザやら、裏社会でのお偉いさんやら…とにかく危ないやつらが集まる。
山田ひろ子は、そこの小さな食事室で麻薬売買の話をしにやってくるようだ。
裏口には、表口よりは少ないが、黒スーツを着た男が二人いた。
男１「おいっ！お前何者だ！？」
バキッ…
俺は質問には答えず、そのままそいつの急所に拳を入れた。
骨が折れたような音と共に、そいつは倒れる。
男２「なっ、お、お前！…うっ」
焦ったようなもう一人の男にも拳を入れ、最後に首の後ろをチョップして気絶させた。
倒れた二人の口に、睡眠薬を流し込む。
涼「悪いな。目覚められちゃ困るんだよ」
そう呟きながら、俺はバックから出した服に袖を通す。
今日は山田ひろ子の所の料理を運ぶ、ウェイターのような仕事をやる。
ワイシャツに黒のベストなど、前と同じくカッチリしていて気持ち悪い。
涼「あー、着心地悪ぃーな」
俺は裏口から、無駄に高級感のある建物に入っていった。
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楠木りずむ(プロフ) - Waka→涼介☆翔LOVEさん» コメントありがとうございます♪そう言って頂き嬉しいです！応援ありがとうございます(*´∀｀)頑張ります！ (2016年7月12日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
Waka→涼介☆翔LOVE(プロフ) - 面白かったです！ 次のお話も頑張ってくださいっ！ (2016年7月12日 22時) (レス) id: deda5e21bd (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ありやまストロベリーさん» ありがとうございます！感謝感謝です(≧▽≦)頑張ります♪わざわざコメントありがとうございます(*^^*) (2016年6月10日 6時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ありやまストロベリー - 移行おめでとうございます！それと最初の 涼介、涼也、涼雅、山ちゃんカラーもおめでとうです！〜second〜でも頑張って下さい！ (2016年6月9日 23時) (レス) id: 130e94bc60 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 涼介大好き♪さん» ありがとうございます！ほんとに嬉しいです♪最低でも１日１話は更新するようにしてるので、これからもよろしくお願いします！(*^^*) (2016年6月9日 18時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木りずむ
| 作成日時：2016年6月8日 21時
