検索窓
今日:18 hit、昨日:3 hit、合計:62,583 hit

〜60〜 ページ18

Aside


涼介の動きが止まったのが分かった。

あれだけ大切な時間を過ごした仲間だもん…涼介は誰も殺せないよ…

その大切な時間を、涼介に思い出させるように、私は涼介にゆっくり近付きながら口を開く。

貴「最初、私が生徒会皆に会ったとき、皆で自己紹介したよね。
私最初ね、なんだよいきなり、とか思ったけど、同時にスゴく仲良いなーって思った。
それから、涼介の人格のことを知って…生徒会に入った。
私、何気に実は嬉しかったよ?
涼介のことをもっと知れたら、支えられたらいいなって思ってたし、他のメンバーもあたたかく迎えてくれたし。
それから、サプライズで私の歓迎会も開いてくれたよね。
皆でわいわい騒いでさ。ほんとに生徒会かよって思うくらい」

涼介に手が届く距離になった。

ゆっくりと手を伸ばし、涼介の手をぎゅっと握ると、今まで力が入っていた涼介の手が少し緩んだ気がした。

貴「で、その帰り道…涼介は、私に過去のこと、話してくれたね。思い出したくもなかっただろうに…
あのとき、私を信じて話してくれたこと、本当に感謝してるよ。
それと…梓のあの事件もあったね。
皆、私の心配してくれてさ、口では強気なこと言ってたけど、本当はスゴく嬉しくて。
この生徒会を抜けるもんかって思った。
涼介と侑李で犯人見つけてくれて…そのおかげで今、私と梓は最高に仲良しだよ」

さらに涼介に近付いて。私はぎゅーっと涼介を抱き締めた。

貴「涼介…私は、生徒会の皆に本当に助けられた。
だからさ、私…恩返ししたいんだ。
皆は、涼介に復讐をやめて、前を向いて進んでほしいって思ってる。
涼介は…これまで、たくさん辛い思いをして来た。というより、今も本当は、辛いでしょ?
だからね、涼介。
私は、涼介のためにも皆のためにも、涼介を止めるよ。
涼介がどんなに暴れても、…たとえ、私を殺しても。私は涼介を離さないから」

私は、涼介を抱き締める腕にぎゅっと力を込めた。



作者です!

更新なかなかできなくてすみません…

勉強ばっかでもうヘトヘトなので、こちら更新します!!

多分この後の話は、テストが終わる木曜日になると思います…すみませんm(__)m

作者です!!→←作者です!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
258人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

楠木りずむ(プロフ) - Waka→涼介☆翔LOVEさん» コメントありがとうございます♪そう言って頂き嬉しいです!応援ありがとうございます(*´∀`)頑張ります! (2016年7月12日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
Waka→涼介☆翔LOVE(プロフ) - 面白かったです! 次のお話も頑張ってくださいっ! (2016年7月12日 22時) (レス) id: deda5e21bd (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ありやまストロベリーさん» ありがとうございます!感謝感謝です(≧▽≦)頑張ります♪わざわざコメントありがとうございます(*^^*) (2016年6月10日 6時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ありやまストロベリー - 移行おめでとうございます!それと最初の 涼介、涼也、涼雅、山ちゃんカラーもおめでとうです!〜second〜でも頑張って下さい! (2016年6月9日 23時) (レス) id: 130e94bc60 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 涼介大好き♪さん» ありがとうございます!ほんとに嬉しいです♪最低でも1日1話は更新するようにしてるので、これからもよろしくお願いします!(*^^*) (2016年6月9日 18時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:楠木りずむ | 作成日時:2016年6月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。