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宏太side
雄「みんな寝た?」
宏「大ちゃんと涼介は眠れないみたいだったけど。もう横にはなってたよ」
光「うわ、寝る前に言わない方が良かったかな笑」
夜の0時。
光も風呂から上がり、ビールの缶をプシュッと開けた気持ちのいい音が響いた。
テレビの音と、そんな生活音を背後に…俺と伊野尾は顔を見合わせる。
思ってることは、きっと同じだ。
慧「で?」
光「ん?」
慧「俺らにコンサートの話を聞かせたの、何か訳があるんでしょ?」
そう。
わざわざあの場に俺らまで呼び出したってことは、きっと何かしら意図があるはず。
まぁ………だいたい察しはついてるけど。笑
忘れてたわ、とへらっと笑った光と、のんびりとテレビをソファで見ていた雄也は、俺らをダイニングのテーブルに再び座らせた。
その向かい側に自分たちがつくと、「何となく分かってると思うけど」と雄也が口を開く。
雄「コンサート、ついてやってほしいんだよね」
………やっぱり。笑
4人は俺らをお客さんとして迎え入れる気満々だったようだけど、初めてのコンサートだから体調面もメンタル面も心配する部分は多い。
それは光も雄也もきっと同じで……だからこその提案なんだろう。
あの話に俺らが呼ばれた時点で、そんな気はしていた。
…し、俺らもそうしたいと正直思っていたところだ。
慧「ちなみに、そのコンサートはいつなの?」
光「来年の……1月からだよね?」
雄「うん。本来なら、1年近くは準備期間があるはずなんだけど、どうしても4人にサプライズしたくって…会場とか抑えて、アルバムの発売とかも取り付けてたらあと半年になっちゃった笑」
…笑い事なのかどうかは置いといて。笑
半年なら、今から担当を減らして引き継ぎをする期間は十分にあるし…
院長に今のうちから相談していれば、きっと色んな手配もしてくれるだろう。
担当患者さんにはちょっと申し訳ないけど……こうなる可能性があることは、上の人にも伝達済み。
宏「半年後なら大丈夫だよ」
慧「俺も平気だと思う」
そんな俺らの返答に、2人はほっとしたように笑みを浮かべた。
雄「良かった……詳しいことはまた後日、決まったら話すから」
光「ふたりともありがとう。よろしくね」
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楠木りずむ(プロフ) - Mizukiさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(;;)新作でもよろしくお願いします! (2022年12月12日 7時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
Mizuki(プロフ) - 新作おめでとうございます!いつも楽しく読ませて頂いてます(^-^)楠木さんのペースで更新頑張ってください。応援してます! (2022年12月12日 1時) (レス) @page6 id: e4dddfb1f4 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 舞さん» こちらこそありがとうございます…!こちらの作品もぜひよろしくお願い致しますー!! (2022年12月11日 22時) (レス) id: e61df9c711 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 新作おめでとうございます!そして、ありがとうございます!りずむさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年12月11日 21時) (レス) @page6 id: c5058b1ba0 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - JUMPLOVEさん» コメントありがとうございます…!こちらこそいつもありがとうございます!今後もよろしくお願い致します(*^^*) (2022年12月11日 21時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
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