宏太怪我 ２ ページ25
慧side
よし！頑張ろう！
家に帰る途中でそう意気込んだ。
まとめるのとか初めてだけど、まぁ大丈夫でしょ！
俺はこれからの大変さを知らず、軽く考えていた。
まず最初はぁ〜…なにしよう？
涼「僕ご飯作るよ」
慧「あ、うん！よろしく〜」
洗濯物は干されてるのかな？
だとしたら取り込まないと…
リビングではしゃいでいる３人を尻目に、俺は２階の洗濯物を取り込んだ。
大「慧兄も遊ぼーよ！」
慧「駄目だよ！も〜、３人とも涼介少しくらい手伝ってあげて！」
裕「いいじゃんー！」
もう…何歳だよ〜
圭人は素直に涼介の手伝いに行ってくれたけど。
大貴と裕翔と侑李は俺が取り込んだ洗濯物を畳むのを邪魔してくる。
大貴…もう18歳だよね…？
慧「もうっ邪魔しないでよ〜！」
さすがにイライラしてくる。
侑「もう…いいよ二人とも！３階いこ！」
なかなか構ってくれない俺に痺れを切らしたのか、少し拗ねたようにそういう侑李。
怒りたいのはこっちの方なんだけど。
涼「あっまって！もう作り終わるから！」
裕「わぁ〜涼介の手料理〜！」
３人は階段に向かいかけていた足をダイニングに向け、さっきとは違ってワクワクした様子。
涼「えーっとコップ…わっ」
ガシャンッ！
やっと洗濯物が畳める、と思っていたら、いきなり大きな音がした。
慧「えっなに！？」
驚いて立ち上がると、割れた粉々のお皿がキッチンに散らばっていた。
慧「あちゃー…」
家帰ってきてから、休む暇がないなぁ…
皆をまとめられてないし、そんな俺にか、言うことを聞かない皆にか、イライラするし。
涼「ご、ごめんなさい…」
涼介が謝っていることにも気づかず、俺はせっせとお皿を片付けた。
慧「怪我してる人いる？」
圭「えーっと…いないよ！」
はぁ〜、ようやくご飯に出来そう。
涼介のご飯は美味しくて、皆も美味しそうに食べていた。
涼介はというと、さっきお皿を割ってしまったことを根に持っているのか、少し表情が暗かった。
侑「あんま気にしないの！失敗くらいあるって！」
涼「うん…」
本当なら、侑李の言葉を俺が言わなきゃいけないんだろうけど…
もう喋るのも疲れてきて、黙々と食べていた。
大「おいおい慧兄ー、美味しくないのかー？」
無駄にテンションの高い大貴にそう聞かれ、少しイラッとしながらも、
慧「…美味しいよ」
と小さく呟いた。
そんなとき。
圭「裕翔ーーー！！！」
新たな問題が起こった。
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楠木りずむ(プロフ) - くりんくりんさん» そういえばそうでしたね！笑 リクエストが多かったんだと思います笑 このシリーズは６まであるので、最後まで楽しんで頂けると嬉しいです♪コメントありがとうございます！ (2016年8月27日 13時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
くりんくりん - 今回は涼介と宏太のパラダイスでしたね！個人的にその2人が好きなので、うれしいです！ (2016年8月27日 11時) (レス) id: c45c4edcfa (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - あかりさん» 喜んでいただけたようで良かったです♪ありがとうございました！(*^^*) (2016年6月11日 23時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - リクエストありがとうございました！めっちゃよかったです！ (2016年6月11日 22時) (レス) id: 3324f2c0d2 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 純奈さん» そんなそんな！とんでもないです！！でも期待に応えられたみたいで安心しました♪ありがとうございます(о´∀`о) (2016年6月7日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木りずむ
| 作成日時：2016年5月22日 15時
