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光side
慧「何してるの…?」
侑「りょーすけ、あまえんぼさん!!」
光「だってよ、涼介」
いつもなら恥ずかしがる涼介も………顔を隠すように俺の背中に埋めて、離れようとはしない。
そのうち、羨ましくなったのか何故か2人も俺に抱きついてきて、キッチンで4人がぎゅうぎゅうに抱きしめ合う奇妙な光景になった。
慧「ヒカ、あったかいね〜」
侑「ぎゅうううう〜」
光「……俺は暑い…」
涼「……ふふっ」
………あ、やっと笑った……
小さく聞こえた笑い声に、ほんの少し安心。
光「ほら、ご飯出来たから座れよお前ら〜笑」
そう言えば、待ってましたと言わんばかりに離れる2人。
対する涼介は………未だに抱きついたままだった。
光「ご飯だよ?」
涼「……」
光「涼介ー?」
涼「……………あのね、ヒカ」
涼「…茜が……中学生の同級生に、会うんだ」
…え…………
.
光「ほら、薬飲みな涼」
涼「……さっき飲んだ」
薬を飲んでも、拭いきれない不安。
ご飯を食べ、ようやく涼介から話を聞けて……なんとなく、何があったのかを把握出来た。
………涼介にとっての、中学。
それは、地獄だ。
毎日、汚れて帰ってきて。
段々泣くこともなくなって。
使えなくなった私物が、いつもゴミ箱に入ってる状態。
相談してもあしらわれ、信用のできない先生。
何故か、加害者を庇う先生。
もう既に決定されたその仕事は、姿を隠してそいつらに会うことを意味している。
光「……怖いね」
涼「…うん」
バレるのも、怖い。
俺の過去を、バラされるのも怖い。
……あの人たちの顔を見て……あの頃の、痛みとか、恐怖とか……笑い声とか。
全部全部、思い出すのも、怖い。
ぽつぽつと話した涼介の声は………今までにないくらい、弱かった。
……だから、不安だったんだね。
逃れられないからこそ、少しでも安心しようと甘えてくれたんだね。
助けを、求めてくれたんだね。
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楠木りずむ(プロフ) - おいもさん» 遅くなりました!ありがとうございます( *´艸`)クールですかね!?確かにシリアス要素はここのところ多かったかもしれないです笑 これからもよろしくお願いします!m(_ _)m (2021年9月30日 8時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
おいも - 移行おめでとうございます!なんか他の作品とは違うクールな?JUMPの小説が読めてワクワクしています!更新、頑張って下さい! (2021年9月26日 11時) (レス) @page33 id: 6132dfa9c7 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 舞さん» 舞さんありがとうございます!秀さん、実は度々別のお話にも出てます…( *´艸`)気づいてくれて嬉しいです!ありがとうございます! (2021年9月7日 9時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 移行おめでとうございます!いきなりなんですけど、青山秀さんって、「マネージャーの、山田です。」の、あの秀さんですよね!?名前を見て思わず飛び上がってしまいました!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2021年9月6日 23時) (レス) id: 79e1dd5dee (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当に嬉しいです……これからも頑張ります!ありがとうございます(*´▽`人) (2021年9月6日 20時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
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