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和也side
我慢できなくなったようにビニールに顔を突っ込んだ山田は、勢いよくそこに戻し始めた。
顔はもう真っ青で、立たせた体もふらふらしていて危なっかしい。
時間が経つにつれあっという間に悪化していく症状に、皆にも焦りが見え始めて。
涼「ん、っぅ……っえ…っ」
再び椅子に座らされた山田も、勢いこそ弱まったものの未だにビニールに戻し続けている。
和「風磨そこ変わるから、なんか冷やせそうなもん持ってきて。中丸は一応病院電話」
風「分かりました」
雄「119すかね？」
和「……いや、救急車多分嫌がるから普通に電話でいいよ。ヤバくなったら呼ぼう」
風磨も少し疲れてきてそうだったから、代わってヤマの安定しない体を支える。
ようやく嘔吐は止まったものの、脱水が酷いときに戻してしまったから座っていても体はフラフラで。
脱力し俺に体重を預けるヤマは、目を固く瞑り、ぐったりと首を傾けていた。
…それでも……俺の声は届いているようで、頷いたりはしてくれるから、少しだけ安心。
雄「今一応電話して、意識がなければ救急車をすぐ呼んで、水分とかとれなくて症状改善しなければ連れてきてほしいと」
和「水飲めるかなぁ」
風「氷持ってきました。保冷剤とかは無かったんすけど」
和「ありがと、ついでにペットボトルとって」
ヤマの頭や首、脇、膝裏にまで、風磨がいくつか作ってくれたらしい即席の氷嚢を入れ込む。
ペットボトルにストローを刺して、ヤマのくてっと座らないを首を上げさせた。
和「ヤマ、飲めそ？」
涼「………ん…」
そっとストローを咥えさせると…ちょこっとだけど口に含んで、ゆっくりと喉を鳴らす。
…………戻しそうになることも無く…なんとか飲みこめたみたいだ。
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楠木りずむ(プロフ) - 山田さん» わー嬉しいです！私も、この後倒れないかなぁと思っていて…(←)こちらこそ読んでくださりありがとうございます！！ (2022年4月17日 23時) (
レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - 最高です！実はこの後風邪ひかないかなぁとか思ってたので笑まさか書いてくださるとは！ありがとうございます！ (2022年4月17日 22時) (レス) @page24 id: 540a0b00e3 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - @saku_raさん» お返事遅れてすみません汗 すみません、リクエストは受け付けてないんです……(><)申し訳ないです！でもコメント、本当に嬉しいです！ありがとうございます！！ (2022年3月29日 20時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
@saku_ra - おねむ、私も大好きです！また書いていただけますか？次書く時は眠くて少し幼くなってしまってみんなメロメロになる話がいいです！お願いします！投稿頑張ってください！ (2022年3月26日 11時) (レス) @page12 id: b6ea1c7687 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - kainさん» 嬉しいです…！！ありがとうございます！(*´∀︎`*) (2022年3月4日 7時) (レス) @page12 id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
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