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ようやく、山田くんの額や唇の異変に気付いた俺。

口元はいつもと違いカサカサと乾燥していて、汗も……暑さは増してるはずなのに、さっきよりも少なく見える。




和「……ヤマ顔色良くないよ、皆中入ろっか」

風「俺も思いました。一旦休みましょ」

涼「んぇ……?」



キョトンとしてる山田くんは、自分で不調に気付いてるのか気づいてないのか分からないけど…確かに顔色も悪い。

ふわふわぼんやりした様子の山田くんを見て、なんだかちょっと危ない気がしてきた。


大事になる前に、と、3人で立ち上がってコテージに戻るように促す。




雄「ほら、気付いてないだけで体は疲れてるってことあるからさ」

和「気分悪いとかない?」

涼「………ん…?」

和「吐きそうとかある?」

涼「いや…」



……あれ…これヤバいやつじゃない…?

なんだか少し反応も鈍くて、いつもよりも動作もゆっくりで。



風「1回立ちますよ山田くん」

涼「………うん」



座っていた山田くんの両手を引っ張って立たせると、立ったと同時に、ふらりと俺の方に体が倒れてきた。



風「おっと…っ」

雄「っ大丈夫?……山田くん今どこ辛い?」

涼「……んー…………」

和「…風磨抱えて中入れて。ちょっと寝かそう」



分かりました、と返事をしてお姫様抱っこをしようと膝裏に手を入れる。

けど、そんな俺に、弱々しくふるふると首を横に振る山田くん。



風「…山田くん?」



と思わず声をかけた次の瞬間……肩をヒクッと上げ、右手を口で覆いって。



雄「っ菊池俺のカバンの袋!」

風「お借りしますっ」



咄嗟に中丸くんのカバンのポケットに入っていたビニール袋を出して、山田くんの目の前に広げた。



涼「っぇほっ……!げほっ、うぇ…っ……」

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楠木りずむ(プロフ) - 山田さん» わー嬉しいです!私も、この後倒れないかなぁと思っていて…(←)こちらこそ読んでくださりありがとうございます!! (2022年4月17日 23時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - 最高です!実はこの後風邪ひかないかなぁとか思ってたので笑まさか書いてくださるとは!ありがとうございます! (2022年4月17日 22時) (レス) @page24 id: 540a0b00e3 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - @saku_raさん» お返事遅れてすみません汗 すみません、リクエストは受け付けてないんです……(><)申し訳ないです!でもコメント、本当に嬉しいです!ありがとうございます!! (2022年3月29日 20時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
@saku_ra - おねむ、私も大好きです!また書いていただけますか?次書く時は眠くて少し幼くなってしまってみんなメロメロになる話がいいです!お願いします!投稿頑張ってください! (2022年3月26日 11時) (レス) @page12 id: b6ea1c7687 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - kainさん» 嬉しいです…!!ありがとうございます!‪(*´∀︎`*) (2022年3月4日 7時) (レス) @page12 id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楠木りずむ | 作者ホームページ:楠木りずむ  
作成日時:2022年2月25日 20時

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