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侑李熱 3 ページ3

侑李side


侑「んん…」

気付くと僕はベッドに眠っていた。

隣には…寝息をたてている涼介が。

体をこちらに向け、僕の手を握っていた。

…可愛すぎるでしょ、ほんとに。

涼介は朝よりも大分顔色がいいので、とりあえずひと安心。
まだ少し赤いけど。

そう思った矢先、繋がれた手がとれ、涼介が寝返りをうってしまった。

なんか、名残惜しい。

にしても…

結局何も出来ないで倒れちゃうなんて、足手まといもいいとこだよね…

そんなことを考えていたら、ドアのノックと共に扉を開ける音が聞こえた。

宏「お、起きたか」

侑「うん」

宏「顔色もいいな。良かった」

宏兄は僕の額に手を当てて、顔を覗き込んでそう言った。

そのまま、ベッドの隣に座る。

宏「…ごめんな」

いきなりそう呟いた宏兄にビックリして、宏兄を見た。

宏「ずっと我慢してたのに、気付いてやれなくて…いっぱい叱っちゃったな」

侑「全然…僕、何もできなくていっぱい迷惑かけちゃって…」

僕の頭を、優しい手つきで撫で始める宏兄。

宏「迷惑だなんて、誰も思ってないよ。俺ら兄ちゃんなのに、涼介に気を取られてた…涼介もいて、言いづらかったよな。もう、甘えていいからな」

そう言って優しく微笑んだ宏兄に、僕は嬉しくなって、思わず抱きついた。

宏「わっ、ビックリしたぁ」

侑「…甘えていいって言ったのは宏兄でしょ」

さらにぎゅっと腕に力を込めると、宏兄も抱き締め返してくれた。

宏兄。
ありがとう。
宏兄はさっき、兄ちゃんなのにって言ってたけど。
宏兄も、もちろん他の皆も、僕の自慢のお兄ちゃんだよ。



作者です!
どうでしょう??
知念くんが怒られている所を書くとき、自分で書きながらすっごく可哀想で、心が痛みました笑
次回もリクを書かせていただきます!

涼介インフルエンザ (あこさんリク)→←侑李熱 2



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 家族 , 病系
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楠木りずむ(プロフ) - 純奈さん» リクエストありがとうございます!遅くなるかもしれませんが、「JUMP家 〜病系4〜」の方で書かせていただきます(*^^*) (2016年5月22日 15時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
純奈(プロフ) - リクいいですか?薮君が同僚にいじめや過度の期待をされて人の目を気にするようになる(家族の目も)。そして、人間不信になる。というのを見たいです!よろしくお願いします! (2016年5月22日 15時) (レス) id: 1607fcedea (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - あかりさん» 喜んでいただけて良かったです♪まだまだ未熟者ですが、よろしければまたぜひリクエストよろしくお願いします(*^^*) (2016年5月22日 0時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - リクエストありがとうございました!めっちゃほっこりしました! (2016年5月22日 0時) (レス) id: 3324f2c0d2 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 紺碧の猫さん» 喜んでいただけて嬉しいです♪よろしければまたぜひリクエストしてくださいね!(*´ω`*) (2016年5月19日 19時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楠木りずむ | 作成日時:2016年5月5日 10時

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