JUMP家 〜病系３〜

光高熱 ２ ページ18

光side


気づくと、宏兄が俺の汗を拭いていた。

なんで宏兄…？

宏「あ、起こしちゃった？」

光「宏兄…なんで…？」

寝起きだからか、少し声がかすれた。

宏「大貴がすごいパニックで電話かけてきてさ。お前、よく38.4で看病してたな」

38.4…

そんなに熱あったんだ…

光「だって…兄ちゃんだし…」

宏「はぁー…あのな、兄ちゃんがいきなり倒れたら大貴だって心配するに決まってるだろ？それに俺から見たらお前も弟なんだから。もっと頼りなさい！」

宏兄は笑って、俺の頭を撫でながらそう言った。

…頼れる兄ちゃんだなって、思った。

光「ありがとう…宏兄」

宏「おう」

宏兄は、俺と大貴の両方の看病で大変そうだった。

申し訳ないなって思ったときもあったけど、その度に宏兄が笑って、大丈夫だって言ってくれて、すごく頼りになった。

やっぱり疲れたのか、途中で俺の部屋で寝てたけどね。

そのおかげで、それから数日後にはもうすっかり元気になった。

光「大貴」

大「ん？どーしたの？？」

光「悪かったな…いきなり倒れてビックリしただろ？」

大「あぁ、ほんとだよー！今度から無理しないでね？」

光「あぁ。あと…宏兄、本当にありがとう」

宏「おう！」



作者です！
最近更新が遅くなってしまい申し訳ないです！
やはり平日は大変ですね…汗
しかも！テスト期間に入ってしまいましたー泣
あ、ですが、更新停止はしませんよ？１日必ず一話は更新します！
なのでどうぞ、よろしくお願いしますm(__)m

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