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涼介side
涼「ゲホッ！………それって……っ？」
幸「元々俺は、君にしか興味が無かったってこと！毒ガスで君のボックスを満たして、君が倒れれば………皆はさっきみたいに手を向けるでしょ？…………だけど必要なかったね！自らぶっ倒れてくれるなんて！」
え…
このゲーム………もしかして、目的は俺…？
でも、なんで………
幸「そう、目的は君、ただひとり。君を支配して特殊な耳を手に入れれば、上手く利用できる。もっと色んな方法で人が殺せる！そう思った！！」
涼「っ……！！」
幸「………でも。そんな体じゃもう長くは持たないから、君の耳は使えそうにないね。もう用無いから、ちゃちゃっと死んでもらうね？………どうせ死ぬんだから、最後になにか言っときたいこととかある？」
ニヤリと笑う、Mr.RP。
反対に俺は、RPに怪訝な顔を見せた。
涼「はぁ…っ？ゲホッ………」
幸「俺ねぇ、親切だから、人殺す前に聞いてあげるの！言っときたいことも、伝えておいて欲しいこともね！」
………親切の概念がよく分かんねぇよ……
そう思ったけど………もしかしたら。
もしかしたらこれで……
涼「っ、お前…ゲホッ、顔見られてんだぞ……いいのかよ…っ」
幸「え？あぁ、この顔？…大丈夫、これマスクだから！」
ニコニコしながら、グッと親指を立てるRP。
……ムカつく。
涼「……人を殺すことの罪深さ……分かってんのか…っ？」
幸「仕方ないじゃん、人殺すことでしか快楽を得られないんだから！」
涼「ふざけんな…！」
幸「え、めっちゃ真面目〜」
どこがだよ……
涼「お前が殺したやつ全員！大切な人がいるんだぞ！！ゲホッゲホッ…！」
幸「……あら、大丈夫？辛そうだねぇ……そろそろ殺してあげよっか！」
どこから取り出したのか………Mr.RPの手には、既に拳銃が握られていて。
まずい…
涼「まっ…ゲホッ！ゴホッ」
幸「この壁、優れものでさぁ……強度は強いんだけど、銃弾はしっかり貫通するんだよね！凄いでしょ？」
涼「ゴホッゴホッ、ゲホッ……！」
ダメだ…
咳が邪魔をして喋れなくなってきた…
幸「あ、もう抵抗出来ない感じ？あははっ、撃たなくても死んじゃうかもね〜！だけどぉ……どうせなら………」
.
“…俺に、殺されて？”
…………パァン！！！
RPが、そう言ったと同時に…辺りには、銃声が響いた。
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しょりれん - 完成度が半端なくてびっくりしました！ (2021年11月25日 20時) (
レス) @page50 id: 103108e9a9 (このIDを非表示/違反報告)
海音 - この話とても面白くて度々読み返しに来てます！りずむさんの作品全て好きです！新作の更新も頑張ってください！楽しみにしてます^^* (2020年11月17日 23時) (レス) id: f3a5bd6aac (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみん - すごいですね！これからも他の作品で頑張ってください！！！ (2020年8月20日 7時) (レス) id: 4766001341 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - いろはすさん» コメントありがとうございます！そのとおりです〜！お名前だけお借りしました笑 (2020年5月20日 21時) (レス) id: cd22ea486d (このIDを非表示/違反報告)
いろはす(プロフ) - 女の子の名前は古畑中学生ですね！！どこかで聞いたことあるなと思ってました笑 (2020年5月20日 18時) (レス) id: c890c969a8 (このIDを非表示/違反報告)
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