海 ページ21
雄也side
雄「海ーーーー！！！」
裕「珍しいね、雄ちゃんがこんなにはしゃいでるの」
侑「………うるさいね」
宏「雄也は無類の海好きだからなぁ」
……そんな会話が後ろで聞こえてくるけど、その声を無視して俺は海にズンズン歩いていく。
日差しが強くて、胸元にかけていたサングラスを掛けた。
最近忙しくて海なんて行けてなかったけど……やっぱりいい…！！
水際の浜辺で、パシャパシャと水を蹴ってみれば、ほどよく冷たくて気持ちよくて。
雄「おーい、お前らも早くこいよー！」
未だ突っ立っている皆にそう言えば、子供たちも近寄ってきた。
圭「冷たぁい…！」
侑「気持ちいいねっ！」
……圭人と侑李は、パシャパシャと波打ち際で大はしゃぎ。
涼介は水が苦手、そして裕翔は足を捲ることを嫌がって、砂浜で俺らの様子を見ている。
…………行き先、もうちょい考えてやればよかったかな…………
そう思ったけど、山はもっと裕翔にとっちゃ過酷だし、遊園地とかは苦手な人多過ぎだし、ここが一番良かったのかなぁ……
侑「涼介っ！貝殻！」
涼「んー？おっ、ほんとだねぇ」
圭「圭人も見っけた！」
裕「ほんとだ、綺麗だねぇ〜」
………なんだかんだで、楽しそうだしな。
と、その時。
大「うぉら！！！」
圭侑「きゃーっ！！」
雄「っおい、俺にもかかった！」
遅れてやってきた有岡くんが、思いっきり水のなかに入ってきて、勢いをつけたまま水をかけてきて。
光「有岡ぁー！先に着替えさせろーっ！！」
大「あ…そうだったわ」
………テントを張ってる組にいた光くんに、こっぴどく怒られていた。
雄「お前らはどうする？」
涼「ここにいるよ」
裕「俺テント行こっかな」
大「じゃあ涼介、伊野ちゃんか誰か呼んでくるから大人しくしてろよ？」
更衣室にいくために、砂浜で座っていた裕翔と涼介に声をかける。
長くなった前髪を耳に掛けて海を眺める涼介は、微笑んでから頷いた。
……ちょっと不安だったけど。
すぐに伊野尾くん来てくれるだろうし、大丈夫かな。
そう思って、俺らは一足先に着替えにいった。
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かの(プロフ) - 楠木りずむさん» ほんと、そうですよね〜 (2019年10月5日 18時) (
レス) id: a1c36b0d98 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - かのさん» 不謹慎だけど！申し訳ないけど！やっぱり病系っていいですよね！！笑 (2019年10月3日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - はるさん» 仲間がいて嬉しいです(*´∀｀)倒れ方プロですよね(は)本当に上手すぎますよね！！ (2019年10月3日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 私も、不謹慎ながら病系が好きです！（結構重めの） (2019年10月3日 19時) (レス) id: a1c36b0d98 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 私も不謹慎ですが病系好きです。セミオが倒れるときあーセミオー！って感じでした。山田さんの顔の表現力尊敬します (2019年10月3日 18時) (レス) id: 6c02acd669 (このIDを非表示/違反報告)
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