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大貴side
涼「単刀直入に言うんだけどさ」
ソファに向かい合って座る俺らに、山田はわざとらしくコホンと咳払いをした。
俺と知念も、ごくっと生唾を飲む。
なんか、緊張してきた…………
部屋もなんだか不思議と緊張感があって………緊張感が唯一ないのは裕翔だけだ。
こっちに向かって手を振ってきたりビヨンビヨン飛んだり………いやアイツひとりで何やってんだ。
涼「…………ここで働かない？」
侑「…へ……？」
本当に、単刀直入に、山田がそう口を開いた。
………え？
ここで？働く…？？
イマイチ言われたことの意味が飲み込めなくて、少し呆然としてしまう。
涼「もしOKしてくれるなら、大ちゃんには専属薬剤師になってもらおうかな…圭人もいるから安心だし」
大「え、あ……」
涼「知念くんは……護衛か武器開発かな。運動もできるし頭も良いし」
侑「えっ、と……」
次々に繰り広げられる話に、ついていかない俺の頭。
確かに俺は、薬剤師を目指して少しずつ勉強してはいたけど……
そもそも庶民で、頭脳も技術もまだ全然ないのに……どうして……？
涼「……伊野尾ちゃんも、元は魔法薬学の先生だから知恵を貸してくれると思うよ。それから……薮ちゃんも色々助けてくれるだろうね」
大「えっ……そのふたりもここで！？」
涼「伊野尾ちゃんはもともとこっちで働いてたんだから当たり前でしょ？…薮ちゃんは、大ちゃんたちと同じように勧誘したんだよ」
頭がいいから、ここでは法官をやってもらってるよ、なんてサラッと言ってる山田。
確かに薮先生なら歴史も得意だし、法についてのことなら向いてるだろうけど……
てか、呼び方もいつのまにか、伊野尾ちゃんと薮ちゃんになってるし……
涼「お給料もちゃんとした額が出るし、仕事が決まってないなら…悪い話じゃないと思うんだ」
侑「あの、どうして………」
……どうして俺たちなんかを、雇おうなんて……？
ずっと気になっていたひとつの疑問を、山田にぶつける。
すると山田はおもむろに立ち上がって、窓の外を見た。
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楠木りずむ(プロフ) - JUMPLOVEさん» 嬉しいです！！こちらこそ最高のコメント、ありがとうございます……！これからもよろしくお願いします…！笑 (2019年6月15日 19時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - 楠木りずむさん» 完結おめでとうございますっ！！コメントしてませんでしたが、毎回更新されるたびに見てましたよ！！本当に最高な作品ありがとうございました！！！ (2019年6月13日 18時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - NMダイキング担さん» こちらこそ、最後まで読んでいただきありがとうございます！！そう言って頂けて安心しました…！またよろしくお願いします(*^^*) (2019年6月13日 13時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 完結ありがとうございます！！最後まで楽しませていただきました！面白かったです！！！ (2019年6月13日 12時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 祐莉さん» いえいえです！鋭くてビックリです！笑 こちらこそ本当ありがとうございます！答えられる範囲で答えますのでこれからもよろしくですm(*_ _)m (2019年6月6日 12時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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