第７章『決戦』 ページ1
涼介side
お泊まりを経て、大ちゃんが俺らの過去を知って。
英雄の子と称えられてる人が、大切な人を殺したなんて知ったら……軽蔑されるんじゃないかと思ってたけど。
大ちゃんは同情なんかじゃなく、優しく受け入れてくれて……すごく安心したし、嬉しかった。
裕翔も同じみたいで、俺らの仲はさらに深まって………
………そんなお泊まりから、数日が経った。
宏「あれ、高木先生？」
雄「…授業中すいません……山田くんに少しお話が」
歴史の授業中だってのに、雄也がそう言って教室に入ってきた。
侑「……退学のお知らせだったりして」
大「おい、やめろ知念」
侑「冗談だよ……なぁに、いつのまにか親しくなっちゃって」
大「べっ、別に……」
嘘が下手だなぁ……大ちゃんは。
裕翔なんて、“俺は興味ありません”とでも言うような澄ました顔してるのに。
大ちゃんと知念くんのそんな会話に苦笑いしながらも、手招きする雄也のもとに歩いた。
そのまま廊下を出て教室の扉を閉めれば、雄也は教師から執事の顔になる。
涼「話って何？授業抜け出してまで話さなきゃいけないこと？」
雄「…申し訳ありません。ですがやはりお伝えした方がいいかと思いまして……」
……大体、話の検討はついていた。
俺も朝から……ずっと感じてること。
雄「…どことなく、嫌な気配がいたします。どこかに蛇の連中が潜んでいる可能性が……」
涼「…うん、俺も感じてた。生徒に紛れているか、あるいは影に隠れてるか…」
雄「いずれにせよ、警戒しなければなりませんので、涼介様には出来るだけ、私のそばを離れないで行動して頂きます」
……え〜…
正直それは憂鬱だったけど……こうなってしまった以上、しょうがない。
涼「……ん、分かった。俺授業戻るね。………あと、念のためヒカにも連絡入れといて」
雄「かしこまりました」
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楠木りずむ(プロフ) - JUMPLOVEさん» 嬉しいです！！こちらこそ最高のコメント、ありがとうございます……！これからもよろしくお願いします…！笑 (2019年6月15日 19時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - 楠木りずむさん» 完結おめでとうございますっ！！コメントしてませんでしたが、毎回更新されるたびに見てましたよ！！本当に最高な作品ありがとうございました！！！ (2019年6月13日 18時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - NMダイキング担さん» こちらこそ、最後まで読んでいただきありがとうございます！！そう言って頂けて安心しました…！またよろしくお願いします(*^^*) (2019年6月13日 13時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 完結ありがとうございます！！最後まで楽しませていただきました！面白かったです！！！ (2019年6月13日 12時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 祐莉さん» いえいえです！鋭くてビックリです！笑 こちらこそ本当ありがとうございます！答えられる範囲で答えますのでこれからもよろしくですm(*_ _)m (2019年6月6日 12時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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