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Aside
貴「…ここか」
大きな門、綺麗な校舎。
今は９月、２学期のまだ初めの方。
私、加藤Aは今日、この高校に転校してきました。
学校は比較的新しいみたい。
ちょっと緊張する。
早速、理事長室に行こうと足を進めた。
貴「あ、あれ？」
超がつくほど方向音痴な私。
ここ、どこだ？？
ぐるぐるぐるぐると同じところを回っている気がする。
特別広い高校って訳じゃないのに…
貴「どうしよ…」
と呟いたと同時に、前から誰かが歩いてきた。
おろおろしている私に駆け寄り、話しかけてくる。
？「あの、大丈夫ですか？」
髪は茶髪で、整った顔立ちの彼は、私にそう言って優しく笑った。
うわっ…めっちゃイケメン。
貴「あ、実は転校してきたんですけど、理事長室に行きたくて…」
？「そっか。僕が連れてってあげるよ。ついてきて？」
再び優しく微笑みかけ、歩き出すイケメンさんに、大人しくついていった。
？「君、名前は？」
貴「あっ、高校１年の加藤Aっていいます！」
？「加藤さんね。僕は涼也…うーん、涼介を紹介しとくべきかな？同い年だから、よろしくね？」
同い年かぁ…
って、そこじゃない。
どういう意味だ…？
涼也なの？涼介なの？
貴「えっと…？」
涼「ここだよ」
聞き返そうとしたら、理事長室についてしまった。
てか、さっきの所からめっちゃ近いじゃん。
涼「じゃあ、僕はここで」
貴「あっありがとうございました」
彼は私に笑いかけて、どこかにいってしまった。
貴「なんだったの…？」
…まぁいいや。
そう思って理事長室に入ろうときたとき…
？「あっ君ーーー！！」
誰かに大声で呼び止められた。
貴「は、はい？」
うわー、この人もカッコいい。
背は他の男子より低く、可愛い顔立ち。
小動物みたい。
？「ねぇ、涼介見てないっ？」
貴「涼介…？あっ、さっきの…？？」
？「見たの！？」
その人は私に凄い焦ったようすで聞いてくる。
貴「は、はい…道を教えてもらって…でも、自分を涼介とか涼也とか言ってて不思議な人でした」
そういうと、彼はやっぱり…と呟いた。
やっぱり…？
貴「あの…？」
？「ごめんねっありがとう！」
キョトンとする私をよそに、走っていく彼。
途中で振り返り、
？「アイツは涼介だから！涼也にはもう会わないと思うから！」
そう叫んで、再び走っていった。
貴「…ほんとになんなの…？」
疑問を抱きながらも、私は今度こそ理事長室に入った。
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楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！テストはもう忘れてしまいましょうー！！笑 (2016年6月1日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 楠木りずむさん» いえいえ！いつも更新楽しみに待ってます！テストの結果がどうなるか・・・緊張しますね (2016年6月1日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» 初テストですか！！それはそれは…私はいつもテストよりテスト返しが緊張します笑 変なところで切ってしまってすみません(^_^;)お話を考える時間がなくてですね…明日また更新しますので…！(￣ω￣;) (2016年6月1日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 私の学校はテスト終わりました！初テストだったので凄く緊張・・・。てか、こんなところで切られたらめっちゃ続き気になっちゃいます笑 (2016年6月1日 21時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 向日葵(*‘∀‘)さん» ありがとうございます！実は木曜日からテスト始まってるんです汗 お互い頑張りましょう(^_^;) (2016年5月22日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木りずむ
| 作成日時：2016年5月4日 8時
