story 6 ページ25
光side
大「う"ぁ……っ！！！」
１秒もかからずして、硬い地面に落ちた大ちゃん。
それでも優の能力のせいで、痛む体を摩ることすら出来ない大ちゃんは…呻き声をあげているだけで。
優「もー、作戦台無し……」
そんな大ちゃんを見下す2人に……これまでに無いほどの怒りを覚えた。
シ「………本当にクソみたいなリーダーだな。妹を殺し、仲間も守れないなんて……なぁ？殺人鬼のクズが…！」
俺らが姿を現せば、制止させられるか無重力になるかのこの状況……
そのせいで、攻撃すら出来なくて。
…………そんな中。
突然の事だった。
涼「あ"あ"あ"あ"あああぁぁぁ！！！」
光「っ！？」
………目の前に、炎の道が現れて。
俺の視界を遮るように燃え盛る炎からは、熱気をモワモワと感じて。
裕「ヤマ！」
そんな声が聞こえてきたから、堪らず隠れていたドラム缶から顔を出して、そのドラム缶の上に飛び乗った。
もう、姿を隠すとか言ってられない。
光「……山田…！」
大きな炎の隙間からかろうじて見えた、山田の姿。
……地面に座り込んで、肩で息をして俯いていて。
そんな山田が顔を上げて、遠吠えみたいにまた叫ぶ。
涼「あ"あ"ああああああああああっ……！！」
目の前の炎は、より激しく燃えた。
まずいっ……このままじゃ収集つかなくなるぞ…！
シ「おーおー、すげぇ炎だなぁ……これだよ……お前が冷静さを失うのを待ってたんだ………」
優「……」
……背中に、嫌な汗が伝った。
重力を操る峯垣なら……この炎を扱うことも出来る……
もしこの炎を、利用されたら……
シ「……ありがとよ……おかげで…攻撃力は倍増だ」
………俺の視界から、炎が消える。
いや、消えたんじゃない………峯垣が、炎を浮かせているんだ……
この部屋を周り囲んでいた炎は、皆ふわふわと浮いて。
パチパチと音を立てながら……峯垣の頭上に集まって、大きな塊になっていく。
そして、峯垣の視線は……明らかに、山田にあった。
シ「ふっ………呆気ねぇなぁ…」
慧「山田っ…！」
侑「涼介…！！」
それでも山田は、さっきの疲労でか……荒い呼吸で座り込んだまま動かなくて。
やめろ……あんな炎の塊投げたら、山田は…！！
雄「山田っ！！」
圭「山ちゃん！！」
シ「……あばよ、リーダーさん」
大「や、めろ…っ！！！」
……峯垣が、ニヤッと笑って。
俺は思わず…駆け出そうとした。
………けど。
涼「優っ！！」
…この声で……俺の足は、止まった。
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はちみつ - 楠木りずむさん» 寂しくなるよね、、、ごめんね！ (2019年1月26日 7時) (
レス) id: aace91196a (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - はちみつさん» うわーーっそうなの！寂しくなるけど……また会えますように！(*>_<*) (2019年1月26日 7時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ - りずちゃん久しぶり！あのね、わたし占いツクール卒業します。だから、もう会えなくなるかも、、、時々顔出すかもしれないけど、、、その時は暖かく迎えてください。では、また会う日まで、、、さよなら！ (2019年1月25日 16時) (レス) id: aace91196a (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - はちみつさん» もちろんです！お待ちしてます(*´∀｀) (2018年10月5日 16時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - 私はありたか寄りのall担です！プロフの方で友達申請してもいいですか？ (2018年10月5日 7時) (レス) id: aace91196a (このIDを非表示/違反報告)
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