やっぱりお兄ちゃん ２ ページ24
慧side
……すぐ気付いた、いつもと違う知念の様子。
最初は、朝早いから眠いだけかなぁ〜…って思ってたんだけど、どうやらそうじゃないらしい。
カメラに写らないところでは、少し眉間に皺をよせてお腹の辺りを押さえてて。
腹いてぇのか…たしかに、顔色も良くない。
さっきも上の空で話を聞いてなかったみたいだったしなぁ…
……今は7時57分。あと3分で生放送が終わる。
終わったあとにはいつも反省会みたいなのがあるけど、今日だけは休ませてもらおう。
このあと仕事もないし。
「今日も元気に、いってらっしゃい！」
カメラに向かって手を降れば、スタッフさんのOKがかかって。
……それと同時に、隣にいた知念がしゃがみこんだ。
慧「っ知念？大丈夫？よく耐えたね…楽屋戻ろう」
侑「…いのちゃん……なんで…？」
慧「気付かないわけないでしょーよ」
知念に肩をかし、ゆっくりゆっくりスタジオから出る。
その間も知念は、ずっと小さく唸ってて。
慧「朝から？トイレは？」
侑「起きたときからずっと痛い……そのとき下痢だったよ…っ…」
慧「そっかー…楽屋行く途中でトイレ寄ろっか」
侑「んっ……あり、がと…」
ここで待っててと言われて、トイレの入り口でふらふらの知念がトイレに入っていくのを見届ける。
すぐに聞こえてきたのは、知念の辛そうなえずく声で。
腹痛に下痢に嘔吐…もしかして、ノロとか胃腸炎とか？
こりゃあ、病院いかなきゃかな…
しばらくして出てきた知念の顔色は最悪。真っ青で、さっきよりもフラフラしてて…危なっかしくて、すぐに知念の体を支えた。
慧「知念、病院いこう。症状ひどいし、ただ冷えただけじゃないと思うよ」
侑「…っ…病院……やだっ…」
やっとのことで楽屋についてそう言えば、ソファで丸まってる知念が俺を睨んできた。
辛さからか、目がうるうるしてる…
いやいや、そんな目じゃ睨まれても怖くねぇって…！
慧「ダメ。もう辛いの嫌でしょ？」
侑「でも、病院も、嫌…！」
……さて、どうしたものか…
ーーーーーーーーー
楠木です！
皆様の応援のおかげで…評価が100票を超えましたーーーー！！！！！(( °ω° ))/
ついに赤星達成…！！
本当に感謝しかありません…(*´˘`*)
まだまだ未熟な私ですが、これからも引き続き頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします！！
やっぱりお兄ちゃん ３→←やっぱりお兄ちゃん (抹茶さんリク)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 969人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楠木りずむ(プロフ) - いちごみるくさん» すみません、冒頭にも書いているのですが、もうリクエストは締め切ってしまってるんです…！申し訳ありません！リクエストありがとうございました(；＿；) (2017年11月2日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 優さん» 遅くなってすみません(´；ω；｀)実はもう、リクエストは締め切ってしまってるんです…本当に申し訳ありません！！わざわざリクエストありがとうございました！！ (2017年11月2日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
優 - リクで知念君が偏頭痛で倒れちゃうのが見たいです。 (2017年10月26日 21時) (レス) id: 13a9f2ae49 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - さんか☆さん» どんどんしてください笑 そうねぇ…読者様には申し訳ないけど(;-;)ありがとう！！ (2017年10月3日 6時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
さんか☆(プロフ) - どんどんしていいという許可を頂きましたから！笑 いや、充分すぎるよ！書ける時、書きたい時に書くのが1番！ちょっと現実逃避したくなった時とかね…？笑(テストとかその他もろもろ笑) (2017年10月1日 16時) (レス) id: 539bd24262 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
