一致団結 ５ ページ13
大貴side
二人が吐き出す、熱い息。
その呼吸は、次第に早くなって…どんどん、不安が助長されていく。
今は、やっと5�劼魏瓩�たあたりなんだけど…
もう、世界記録を越えられるとかそんなこと考えていられなかった。
隣の光くんの体がどんどん熱くなって、このまま死んじゃうんじゃないかなんて…そんな気持ちになってしまうくらい。
ケ「みなさーん、あと500mですよ〜！」
どうやらケケケもさっきから二人の様子に気づいてるみたいだけど…二人が止める気がないと分かったのか、声をかけては来なかった。
あと500か……！！
大「頑張って、もうすぐだからっ！」
雄「あと500だってさ…！ラストだよ！」
もはや返事もしなくなった彼ら。
額に汗を滲ませ無理矢理足を動かし、決して早くないペースで進んでいく。
ケ「あと300…！」
ったく、6�劼箸�長すぎなんだよ…！！
今更過ぎる文句を心のなかで呟きながら、見えてくるフジテレビに向かって走る。
ケ「あと100です！！」
チラッと隣をみれば、顔を真っ赤にしてふらふらの光くん。
そろそろ本当にヤバそう……
……あと50。
着け、はやく着け…！
急がないと…！！
…あと10。
涼「頑張って、すぐそこだから…！」
…あと……
5、4、3、2、1…………
ピーー！
スタッフが吹いたホイッスルと同時に、ゴールテープを切った。
ついた……やっと、ついた…！！
……そしてそれと同時に、足首の手拭いが取れる感覚と、地面にドサッと倒れ込む音。
雄「っ、薮くん…！」
大「光くん…っ」
膝から崩れるように倒れて、肩で息をしながらキツそうに呼吸をする薮くん。
荒い息づかいで、尋常じゃない汗を浮かべて眉間にシワを寄せる光くん。
そしてその隣では、光くんを支えきれなくなった山田が膝をついていた。
裕「えっ…！？どうしたの！？」
一番端にいた裕翔と伊野ちゃん、知念は、この様子に初めて気づいたらしい。
申し訳ないけど…じっくり説明してる暇もなくて。
雄「俺、酸素もってくる！」
6�劼眩�ったはずなのに、そんなの忘れてしまうくらいの緊迫した空気。
大「とりあえず、二人を運ぼう！伊野ちゃん、薮くんの足持って！」
まだ少し理解できてない伊野ちゃんだけど、俺の声で薮くんの足を持った伊野ちゃんは、なんとなく状況をよめたみたい。
慧「あっつ……そっちのテント、いこ！」
伊野ちゃんの声に頷き、俺らは急いでテントに向かった。
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楠木りずむ(プロフ) - いちごみるくさん» すみません、冒頭にも書いているのですが、もうリクエストは締め切ってしまってるんです…！申し訳ありません！リクエストありがとうございました(；＿；) (2017年11月2日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 優さん» 遅くなってすみません(´；ω；｀)実はもう、リクエストは締め切ってしまってるんです…本当に申し訳ありません！！わざわざリクエストありがとうございました！！ (2017年11月2日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
優 - リクで知念君が偏頭痛で倒れちゃうのが見たいです。 (2017年10月26日 21時) (レス) id: 13a9f2ae49 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - さんか☆さん» どんどんしてください笑 そうねぇ…読者様には申し訳ないけど(;-;)ありがとう！！ (2017年10月3日 6時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
さんか☆(プロフ) - どんどんしていいという許可を頂きましたから！笑 いや、充分すぎるよ！書ける時、書きたい時に書くのが1番！ちょっと現実逃避したくなった時とかね…？笑(テストとかその他もろもろ笑) (2017年10月1日 16時) (レス) id: 539bd24262 (このIDを非表示/違反報告)
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