story４ ページ4
侑李side
泣きすぎて、頭が痛い。
侑「涼介…」
なんでか分からないけど、気づいたらもうお葬式。
綺麗なたくさんの花の真ん中で、それよりも綺麗な笑顔を浮かべている、涼介の遺影。
心にポッカリ穴が開いたような感覚。
もう会えない、なんて考えたくなかった。
侑李母「り…侑李！」
名前を呼ばれて我に返ると、そこは…火葬場。
いつお葬式が終わったのか、いつ移動したのかも覚えてない。
…僕…そんなにボーッとしてた…？
「そろそろ、お別れのお時間です」
火葬場の方がそういって、僕らは涼介に近づいた。
…綺麗な顔。
もっといっぱい話したかったな…
そう思うと同時に、枯れたと思っていた涙がまた込み上げてきた。
これで、涼介の顔を見るのは…最後なんだ。
…と、その時。
プルルルル…プルルルル…
ポケットに入れていた携帯の着信音が、静かな空間のなかに大きく鳴り響いた。
侑李母「ちゃんと電源切っときなさい…！」
…なんで…僕、電源offにしてたのに。
侑「ごめんなさい…っ、ちょっと出てきます」
涙をゴシゴシ拭きながら、その部屋を出ていく僕。
こんなときに電話なんて誰だよ…
ディスプレイも確認せず、けたたましく鳴る電話に出る。
侑「もしもし…」
涙声で、声が少し掠れた。
…けど、そんなこと気にならなかった。
涼『…おっ、知念？俺さー、今日委員会あるの忘れてたんだわ』
だって、聞こえるはずのない声が電話から聞こえてきたから。
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楠木りずむ(プロフ) - 全然大丈夫ですよ〜(*´▽｀*)嬉しいです！ありがとうございます！！ (2017年7月18日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾慧#うえまー(プロフ) - 遅いんですけど、感動しました！(^O^) (2017年7月18日 18時) (携帯から) (レス) id: 63bba7a27a (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 山田Loveさん» そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます♪ (2017年4月1日 10時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
山田Love - 涼介が生きて終わってよかった〜。 ちぃの素直さ可愛い (2017年3月30日 19時) (レス) id: 938a3d3741 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 僕ちゃんさん» ありがとうございます！読んでいただき感謝です(*^^*) (2017年3月6日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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