過去 ページ39
涼介side
…あれは、俺がまだ…多分、小学３、４年くらいの頃。
俺の家は、いわば殺し屋家族で。
表向きでは普通の父と母だけど、実は二人とも、暗殺者だったんだ。
それも、結構凄腕の。
毎日のように、夜に人を殺りにいって。
それを隠して、俺は普通の小学校に通ってた。
…そんな親、皆嫌だって思うだろ？
でも…俺は違った。
殺し屋の血が流れているからか、知らないけど。
父さんや母さんに、憧れを抱いてた。
かっこいい！って思ってた。
涼『おれ、おおきくなったら、父さんや母さんみたいなすっげー殺し屋になるっ！』
母『涼介…他に、やりたいことはないのね？』
父『なら…俺らの跡を継いで、立派な殺し屋になってくれよ？』
涼『もちろん！！』
母『ふふっ。途中でやりたいことを見つけたら、無理してやらなくてもいいからね』
涼『うん！でも、たぶんやりたいことなんて、殺し屋以外みつけられないよ！』
父『はは！やっぱ俺らの息子なんだなぁ』
そんな会話を、いつの日かしたっけ。
殺し屋の業界では、結構子供が跡を継ぐのが一般的で。
だけど俺の親は、無理して跡を継げとは言わなかった。
『やりたいことをやりなさい』
そんな考えをもった親だったんだ。
ターゲットには殺気を全開にして、素早い動きで相手を仕留める二人が輝いてた。
それでも、俺には柔らかい笑顔を向けてくれる二人が大好きだった。
父さんたちの知り合いの殺し屋が二人のことを誉める度に、俺まで嬉しくなった。
これが、俺の幸せ。
普通の人生じゃなくていい。
この生活が、俺は好きなんだ。
心の底からそう思っていた。
…そんな、全く当たり前じゃない日常が。
ある人によって、崩された…
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楠木りずむ(プロフ) - 山田LOVE子さん» ありがとうございます♪この作品はpart3まで続いており、予想外のラストになってる(なってるか…？)ので、最後までお楽しみください！(*´ω`*) (2018年8月1日 14時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
山田LOVE子 - 山ちゃんの過去を知ったメンバーがこれから山ちゃんを支えていこうという感じが出てていいな〜と思いました。 (2018年8月1日 14時) (レス) id: 07c5fefbe8 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - あまりにも放置しているのでコメ欄失礼しますm(__)m更新なかなか出来ずすみません！今日から４日間テストです…(;つД｀)テストが終わったら更新しますので、待っててくれると嬉しいです！ (2016年10月18日 16時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - Y.R凉介さん» 短編の方でもコメントしてくれましたよね！レスできなくてすみません(;_;)ありがとうございます♪よろしくお願いします(*^^*) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
Y.R凉介 - Hey！Say！JUMP大好き人間からY.R凉介に変わりました。これからもコメントたくさんしますね♪ (2016年10月9日 22時) (レス) id: a8b917c0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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