第２任務 ページ23
コマンダーside
コ「そっちのっ、爆弾を解除してすぐにこっちに来てくれっ」
フ『了解！』
無線を切って再び戦う…が、相手が爆弾を抱えているということもあり、思うように攻撃できない。
下手に傷付けたら爆発しかねないし…
それを狙ってなのか、男は俺が刀を振るたびに爆弾を盾のように構える。
男「ほらっ、この爆弾傷付けたらどうなっちゃうかなぁ？？」
すっげーイライラする。
あの爆弾さえなければすぐなのに。
知らぬ間にまた、舌打ちをした。
そんななか、男はニヤニヤしながら爆弾を片方の手に持ちかえ、空いたもう片方でポケットからナイフを取り出した。
男「俺だって爆弾抱えてるだけじゃねぇんだよ…！」
ヤバ…
普段なら、ナイフなどを持っている敵は瞬殺で殺すようにしている。
相手が動く前に殺すんだ。
そうしないと…俺は、戦えない状態になってしまうから…
…けど、今回向こうは爆弾を持っていて、俺は自由には動けない状態。
スコープとかに手を狙ってもらって、ナイフを遠ざける…？
いや、スコープは今戦ってる…
一か八か、爆弾を無理矢理奪う…？
駄目だ、危険すぎる…
どうする俺…考えろ、冷静に…
男「何ボーっとしてんだぁ？おらぁ！！」
あ…！
今なら男の背後に回れる…！
襲ってきた男を交わし、男の背後に素早く回る。
心臓があると思われる位置に刀を向け振り上げた、その時…
背後に気づいた男は、くるりと半回転して…
俺の目の前に、ナイフを向けた。
コ「っ…」
その瞬間、そのナイフの先端一点が俺に鋭く突き刺さるような感覚がして。
頭のなかでは…まだ俺が小さかった頃の、あの恐ろしい記憶が甦ってきて。
恐れていたことが起きた…
コ「はぁ…はぁ…ひっ」
目の前の男の顔が…俺の頭の中のアイツに見えてくる。
ソ「っし！こっちは終…コマンダー！？」
１本刀を捨て、胸に手を当てる。
殺らなくちゃ…俺は暗殺者だ…！！
男「あれ、どうしたのー？？ウケる、ナイフ無理とか」
コ「はぁ…はぁ…ぅあああ！！」
力一杯刀を振り回し、何回か空ぶったあと、ようやく男の首に当たり。
血を流しながら倒れた男は、動かなくなった。
それでも、俺は苦しさから解放される訳ではなく。
コ「はぁひっはぁはぁ」
むしろ苦しさが増して、思わず座り込んだ。
スラ「「コマンダー！！」」
息の仕方が…分からない…っ
バ「…早く！コマンダーが！！急いでっっ！！！」
広場には、皆の焦ったような声が響いていた。
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楠木りずむ(プロフ) - 山田LOVE子さん» ありがとうございます♪この作品はpart3まで続いており、予想外のラストになってる(なってるか…？)ので、最後までお楽しみください！(*´ω`*) (2018年8月1日 14時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
山田LOVE子 - 山ちゃんの過去を知ったメンバーがこれから山ちゃんを支えていこうという感じが出てていいな〜と思いました。 (2018年8月1日 14時) (レス) id: 07c5fefbe8 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - あまりにも放置しているのでコメ欄失礼しますm(__)m更新なかなか出来ずすみません！今日から４日間テストです…(;つД｀)テストが終わったら更新しますので、待っててくれると嬉しいです！ (2016年10月18日 16時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - Y.R凉介さん» 短編の方でもコメントしてくれましたよね！レスできなくてすみません(;_;)ありがとうございます♪よろしくお願いします(*^^*) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
Y.R凉介 - Hey！Say！JUMP大好き人間からY.R凉介に変わりました。これからもコメントたくさんしますね♪ (2016年10月9日 22時) (レス) id: a8b917c0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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