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夜、眠りにつくことが出来なくて窓の外を眺めていた。
……あ、こんな時間でも警察は動いてくれてるんだ。
警官が固まって話しているのを見ながら思う。
でも、彼らに私達の姿は見えていない。
悲しいもんだなぁ。……私達はこんなにも助けを求めているのに。
「…A？」
唐突に声を掛けられる。
不思議そうに、私の隣に並んだのは海斗。
寝たと思ってたけど、起きてたのか。
「……ねぇ、海斗。中尾は本当に死んだと思う？
私は……そんなの信じたくないんだよ………」
罪逃れをしたいだけかもしれない。
でも、涼音のあんな姿見たら何処かで生きててくれないかななんていう希望を抱いてしまうんだ。
「…俺も、信じたくねえよ……。
あん時、中尾に言われた言葉が離れねえ」
'' 里見！！お前の彼女ちゃんと捕まえとけよ……！ ''
「彼奴に言われた通り、俺はAを捕まえて離す気ないからな」
「海斗………」
海斗を見れば、微笑んでくれて優しい口付けをくれる。
……でもまたふと頭をよぎる。彼女の姿。
彼女のせいで、……いや私達のせいで特別授業は行われてるのかな、なんて。
「……ねえ海斗。私達いつかあの事、暴かれるのかな」
「………かもな」
その時も二人一緒だよ、
そう指切りをした。
「……寝るか」
「…うん」
その日は海斗の隣で、あたたかい温もりを感じながら眠りについた。
(1日目、終了)
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stm - この小説大好きです！更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2019年3月11日 18時) (
レス) id: 3c3aa41225 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高ですオチ涼太君がいいです (2019年2月14日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - 面白いです！！！これからも更新待ってます！！！！！ (2019年2月6日 19時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗本ちゃん 。 | 作成日時：2019年1月31日 22時
