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「い…？！」
可愛らしくない声が出たものだ。大きな音を立てて崩れ落ちる身体は、床に辿り着く。
神の悪戯か、丁度カルマくんの目の前で。タイミング悪い。いい歳にもなって転けるのは恥ずかしいと思う。
「A大丈夫？…っ」
「うん。…カルマくんどうか、し、た、？！」
カルマくんが勢いよく横を向いたものだから、疑問に思う。けどそれの答えは、私の格好にあった。
ズボンを履いていないその状態で後ろに転んでしまったから、まぁ、モロ見えだという…
「〜〜〜っ？！」
不幸中の幸い、ティーシャツの裾が長くて良かった。そんなことよりも、これはかなり、やばい状況なんじゃ…？
「ご、ごめん！」
「謝らないで？！余計恥ずかしくなる…っ！」
「そういうもんなの？！」
「そういうもんなの！…あのさ、カルマくん。」
「なに？」
「その…ズボン、取ってきてください…。」
わかった、と俯いてカルマくんは一旦その場を離れた。腰が抜けるとはこういうことを指すんだなぁ、と他人事に思ってしまう。
カルマくんがドアの隙間からそっとズボンを入れてくれて、私は急いで履いた。あの一連で身体が暑くなったから、来ても着なくても寒さは感じなかったけど。
変にカルマくんと顔を合わせるのが気まずくて、普段しないようなケアまでする。テスト前に何してんだって思うけど、乙女心も持ってるわけで。そうじゃなきゃ、とスマートフォンについてある指輪の形をしたイヤホンマイクを目にやる。
あの時から、指輪をモチーフしたものが好きになった。キラキラしてるから、かもしれないけど、大半はそれを見れば思い出せるから。
けど、そうやって洗面所を独占するわけにも行かないから、意を決してカルマくんの元に向かった。
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りなぷ(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます(* ﾟωﾟ)そう言ってもらえると心強いです…！受験も頑張ります(b･ω･)bこれからも宜しくお願いします！ (2018年4月7日 22時) (
レス) id: dcaaae020b (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続編おめでとう御座います！！3日前に、続編を見付けはしたのですが、46話を見てからと言う勝手な欲が勝って終いました>< りなぷさん ストーリーの進行がスムーズで羨ましいです…!!受験勉強、(大変だと思いますが)りなぷさんのペースで頑張って下さい！ (2018年4月6日 1時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月の紫陽花 | 作成日時：2018年4月3日 18時
