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「カルマくん、ありがとう。ここまでで大丈夫だよ。」
「りょーかい。Aん家、結構俺ん家に近いんだね。」
そうなの、と首を傾げる。
確かこの周辺から公園は歩くから、正直こっち方面じゃないって思ってた。
「そ、じゃあ気をつけて帰ってね。」
「カルマくんこそ。」
そう夕日に溶け込むような彼に思い切って手を振る。
そうこうしているうちに時間がだいぶ経っていることに気が付き、急いで家に帰った。
＊＊＊
「遅かったな。」
「ごめん、懐かしくて。」
まあそうだな、とお父さんはビールを一杯のんだ。
殺し屋やってるような、強面な雰囲気を纏っていなくて、優しそうなお父さんだけど、現場にいる時は殺し屋なんだと実感させられるから少し苦手だ。
「前にも言ったけど、Aがここに居るのは一年だ。そして、この一年かけて暗殺するターゲットがこいつ。」
そう１枚の紙を私は受け取る。
緻密な文面と、黄色いタコの画像。
正直その写真はふざけてるとしか思えないけど…。
「三月に月が蒸発したことはしってるな。その犯人だ。各国から暗殺者が送られているが、誰一人成功者はいない。」
「そんな超人を私がなんで？」
「聞けば椚ヶ丘中学校で講師をしているらしくてね。そこのとあるクラスはターゲットを殺す事を許可だしているんだそうだ。まあ、人間とはまた違う生き物だから普通の銃やナイフじゃきかない。ゴム製の武具が支給されているんだ。」
それに、とお父さんは笑った。
「何故かターゲットは生徒には甘い。ということはだな、Aを送り込めば自然に生徒となり、至近距離からいつでも攻撃できると思ったんだ。しかも仲間は多い。デビュー戦として、どうだ？」
あぁ、これは仕事が上質な時の笑顔だ。
私は断る理由もなくて、二つ返事した。
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りなぷ(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます！とても光栄です(泣)これからもよろしくお願いします！ (2018年1月1日 23時) (
レス) id: dcaaae020b (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - この作品スッごく面白いです！ログインしてたら､絶対お気に入り登録するって位！幼少期に貰った物とかその他諸々 とてもこう…アイディア？が素敵だと思います！のんびりゆっくり、作者様のペースで更新頑張って下さい！ (2018年1月1日 23時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りなぷ | 作成日時：2017年12月30日 19時
