第一話、巨大サラリーマンの憂鬱。その1！ ページ3
A side
1-Aの教室にて…
臼見沢「あり、をり、はべり、いまそかり はう行変格活用と申しましてですね…」
衝突に言おう。俺は授業はしっかり受けているが、眠い！
そして、自分の左隣の机を見やればだ。
ジンペイ「zzz…」
ジンペイが桃を枕にして寝ている。おい、こちとら眠さ我慢して授業受けてんだぞ？←
A『(すげぇ幸せそうだな…どんな夢見てんだろ)』
すると、チャイムがなった。それに思わずビクついてしまった自分が恥ずい…
その音に反応したジンペイは背伸びをして起きる
ジンペイ「ふわぁあ…よく寝たぜ！」
マタロウ「もう、やっと起きた？」
ジンペイ「いやぁ…こう暖かいと眠くなるじゃん？」
A『何となくわかるわ。それ』
コマ「よく寝てたね…というか、Aさんも眠かったの！？」
A『おう、あとジンペイ』
ジンペイ「ん？」
ジンペイがこちらを向いた瞬間にノートを投げて渡す
ジンペイ「おわっ！？」
A『寝てたろ？だからノート写しな』
とニヤリと笑い言う。
ジンペイ「お、おう！////」
A『(何で顔赤いんだ？)』
そんな疑問をもっていると、廊下から聞き覚えのある声が聞こえた
メラ「テメェ…ブっ殺:す！」
A『…(面倒臭いことになりそーだな)』
と心のなかで考えながら机の上で伸びる
コマ「喧嘩！？」
ジンペイ「おっ、マジ！？」
と、ジンペイは声の方へ行ってしまった
モモ「おお！モモも行くですねぃ！！」
さっきまで丸まってたモモも行ってしまった
──────
俺たちも廊下の方に出てみると、ジンペイは驚いていた
ジンペイ「うおっ！スッゲ！」
A『…やっぱり』
メラ「今日こそ片をつけてやるぜ！！」
マタロウ「メラ先輩！？」
リュウスケ「フッ…一年生の教室にまで迷惑をかけるとは…大人げないゴリラの相手は実に疲れる」
コマ「九尾先輩まで…！？」
そこには箒をもっているメラ先輩と、デッキブラシを構えている九尾先輩が、御互いを睨み合っていた
すると、あり得ないことが二人の口から出た
メラ「いつもAのことナンパしやがるやつにゃ言われたくねェな！」←
リュウスケ「君だってAちゃんと話してるときはガチガチで堅苦しいじゃないか」←
は？
もう一度言う、は？
何で喧嘩の原因が俺なんだよ。俺なんかした？←ちがう
そんなことを考えている間に、二人はすさまじく戦っていた
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作者名：ユアさんの小説 | 作成日時：2022年9月19日 14時
