-相棒-【混血のカレコレ】【Plott】

3.正体 ページ3

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カ｢……じゃ名前は？｣
『ツキミです』



ヒ『能力は？』
『えっと…稲荷とラミアーの混血で、能力は
　偽物を作ること、人の記憶を読むことです』



カ｢いや、チート過ぎるだろ｣
『偽物を作る時、自らの血を消費します。
　やり過ぎると貧血になりますから…。
　まぁ一応欠点はあるんで……』

カ｢……なんか俺と似てね…？｣



シ｢好きな食べ物はなんだ？｣
『シディさんらしいな……基本全部ですかね、
　嫌いなものないので……
　あ、でも洋食は特に好きです！』



ヒ｢どういう経緯でここにたどり着いたの？｣
『ネットですね。そこにある情報が陽狼と氷電
　の能力と一致したので……あ、カゲチヨさんは
　正式にはデュアルコアプランに入っていなか
　ったので情報がなくて…』






カ｢………お前はどんな目標を持ってカレコレ屋に
　入る？｣


『正規品たちを助けたいです。
　外の世界がどれだけ楽しいか知って欲しい、
　って………ずっと思ってます
　悪いのは望んでもないのに人の体を変にした
　トッププレデターですから…』










カ｢よーし、合格だ｣
『え、今のって面接か何かだったんですか…？』
カ｢そんなところだな…中途半端な気持ちで
　危険なところに行くなんてのは困る。
　お前の気持ちを推し量ったんだよ｣

ヒ｢へー、カゲもたまにはいいこと言うじゃん｣
カ｢おい、“たまには”ってなんだよ！？｣
シ｢カゲチヨはいつも優しいのではないか？｣
ヒ｢そういう事じゃなくってぇ……｣



『………ふふっ…』
カ｢おいツキミまでそっち側かよ……！！！｣
ヒ｢デジャブだな……｣
『え？？なんの事ですかねー？？？』
カ｢てめぇ……！！！｣




ここなら、
ここなら自分をさらけ出してもいいよね
何も、言われないよね



｢気持ちわりーな｣
｢え、そんな趣味なの｣
｢そんな格好する必要ないだろう｣



……でも、
まだ、かな。本当の僕を知ってもらうのは。

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ラッキーキャラクター

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