そして彼に惹かれていった

惹かれる＿48 ページ49

カラオケに着いた頃、時計の針は2時を指していた

色々手続きをし、部屋に入る


「なんの曲歌います？」

「俺ね、またBTSの曲歌いたい」


ホソクの問いに答えると、少し驚いた顔で全員がこちらを見た

1番出入り口に近い方にいたんだけど、振り向かれたのに驚いて思わず出て行きそうになった

ふふ、面白い


「じゃあ歌いましょ」


笑顔でグクがマイクを渡してくれた

マイクが４つあって、ジンとグク、テヒョンとジミン、ホソクとナムジュン、ユンギと俺で待つことに

どうパート分けをしていくかという話になった結果、俺ははもり、みんなはいつも通りに歌うことに

一曲目、FAKE LOVE

テヒョンの低音ボイス

これは歌わない方がいいかなと思っていると、真正面に座るテヒョンが近づいてきて、手を握られた

せーのっ、と手を振られて、天使スマイルを見せられたらもう歌うしかないよね

ユンギから渡されたマイクのスイッチを入れ、立って歌う

二曲目はmicdrop

毎回思うんだけどさ、なんでこんなにもかっこいい曲が作れるんだろうね

もうマイクをドロップするのがBTSってだけで辛いよね

…俺なに言ってんだろ

はもってたらユンギが俺の肩に頭を乗せてきた

音程外しかけた

三曲目、I'm Fine

歌ってると揺れるジンとグクに萌えた

そんな2人の真似するクオズに萌えた

釣られてか控えめに揺れるナムジュンと対照的に楽しそうなホソクに萌えた

それを見ながら微笑んでるユンギに萌えた

いや天使かて

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