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服の中に入ってきた彼の手がくすぐったくて身じろぎする。
「はい、左手ばんざーいしてください」
と言いつつ、強制的に左手を上げさせられ、そこに体温計を入れられる。
『もう、自分でできるのに恥ずかしいよ…』
ほんとに、なんか際どい感じだから恥ずかしいしドキドキする。
が、彼はお構いなしに後ろから抱き締め話を続ける。
「…なんで熱あること隠そうとしたんですか？」
『なんでって…心配するかなーと思って。
あと、大学休むとか言いそうだなーとか思ったから。』
「心配くらいさせてくださいよ…大学は休むかもしれませんけど。笑」
『でしょ？だからやめたのに。』
「１日くらい講義抜かしても大丈夫ですよ。」
ーーピピッ
話してるうちに鳴った体温計。
『あ、終わったみたい。何度かなー
…って、もう、取らないでよ！』
「えーっと、熱は…
って、は？！39℃？！」
『そんなにあるの？！』
思っていたよりも熱が高くて私もびっくりした。
「…こんなことしてる場合じゃ無かったですね。はい、Aは大人しく寝ててください」
そう言って優しくベッドに横にされ、布団を掛けられる。
「僕、おかゆ作ってくるんで待っててください」
って、すぐに出ていってしまった。
熱が高いって分かったら余計に辛くなってきた気がする。
…今日は彼の優しさに甘えさせてもらおう。
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Mb(プロフ) - 2 も面白くて更新楽しみまってます！ (2019年11月26日 13時) (
レス) id: a5a838fa6e (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - ちびこさん» コメントありがとうございます！やっぱりコメントしてもらえるのって嬉しいものですね…涙 更新頑張りますのでまた楽しみにしていてください！ (2019年11月19日 21時) (レス) id: a3c3cbe532 (このIDを非表示/違反報告)
ちびこ - いつもドキドキキュンキュンしながら読ませてもらっています(^^)これからも楽しみにしています！ (2019年11月18日 21時) (レス) id: f12084b7be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2019年11月10日 23時
