episode 08 ページ9
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居間のような部屋……雑談スペースである広間に行くと、興奮状態の日向君がビュンッと音がつきそうな速さで駆け寄ってきた。
「部屋めっちゃ広かった！ Aのとこの部屋はどうだった!?」
「こっちも広かったよ。多分日向君達の部屋ほど大きくないと思うけど、2人で寝るには十分すぎるくらい！」
「なぁ、今日の夜に1年組でトランプでもしながら話そうぜってなってたんだけどAも来ない!?」
「え……でも……」
男子の中にいきなり女子が混ざって場が白けてしまわないだろうか。それにもしも、他の人が良いと言ったとして、私がそっちの方に言ってしまったら潔子さんが1人になってしまう。
他校の人に興味はあるけど、ここは断ろうと思い「ごめ、」と口を開きかけたとき、隣に立っていた潔子さんが「良いじゃない。せっかくの機会なんだしAちゃん、行ってきたら？」と優しい声音で諭してきた。そっ、と背中に手を添えられる。
潔子さんの顔を見ると「私もせっかくだから澤村達の所にお邪魔してみようかな」と言って、いたずらっ子のような笑みを浮かべた。
きっと私に気を使ってくれているんだろう。潔子さんを理由に、私が誘いを断らないようにするために。
潔子さんのその気持ちが伝わり、私はゆっくり頷くと、日向君に「私も参加させてもらうね」と、控えめに笑いかけた。
「マジで!? Aも来てくれるならアイツらも喜ぶぞー！ アイツら、前々からAと話してみたいって言ってたくせに、チキンな奴ばかりだから未だに話しかけられてないみたいでさー」
「え？ あ、あぁ……そうなんだ……」
「そうそう。リエーフとか東京遠征の時からずっとそんな感じだったし。まだ話しかけられてないって知った時はさすがにビビった！」
リエーフ君……音駒のハーフの1年。お互いに気になってはいるけど未だにちゃんと話したことは無い。ご飯の時に偶然隣同士になったときに、肘同士がぶつかって「ごめんなさい」「ごっ、ごめんな……」みたいな言葉しか交わせていない。
向こうも話したいと思ってくれていたのは今日初めて知ったけど、純粋に嬉しいと思う。
今日会ったら、頑張って私から話しかけてみようかな。
そうこう考えているうちに表情が緩んでしまっていたらしく、潔子さんが「可愛いね」と少し笑いながらツンツンと私の頬っぺを突っついた。
そして、丁度会話の区切りもついた時、武田先生が見知らぬ男性を引き連れて現れた。
「皆さんに、紹介したい方がいます」
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スピカ - 私もハイキューサーチに行っても見れませんでした…どうすれば見れますかね？ (4月19日 13時) (
レス) id: 75e3caad72 (このIDを非表示/違反報告)
白楊(プロフ) - ハイキューサーチに行っても見れませんどうすればいいですか？ (3月10日 22時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - フェルマーさん» ありがとうございます！ (2021年6月26日 10時) (レス) id: e4b21374ad (このIDを非表示/違反報告)
フェルマー - えむさん» 作者様じゃないですが、HQ★searchと検索して1番上に出てくるランク集を選択します。そこでまたHQ★searchを選択しallを押します。すると240件くらい出てきます。そこで「嘘吐き女の、」というタイトルをクリックすると読めますよ！分かりにくくて申し訳ありません、 (2021年6月25日 19時) (レス) id: 6452396e63 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - コメント失礼します！調べても出てこないのですがなんと調べたら出てきますでしょうか？？ (2021年6月24日 20時) (レス) id: e4b21374ad (このIDを非表示/違反報告)
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