眩しい太陽 ページ2
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「俺、日向翔陽！ お前は！？」
「私は荒井A！ よろしくね、翔陽ー！」
私のクラス、１年１組で早速できた友達。翔陽は明るくて元気で、友達欲しいな〜とソワソワしていた私に真っ先に声をかけてくれた人。凄く話しやすいし、勉強が苦手という所も運動する方が得意だという所も、挙句の果てにはバレーボールが好きだという所も何もかも一致していた。
お陰様で、翔陽とはすっかり仲良くなれたよ！
翔陽が男バレに入ると言うので、私もマネージャーをするつもりなんだよね、と話すと翔陽は「おぉ！ 女子マネ！」と嬉しそうな声を上げる。そして授業が終わり、部活見学の時間が訪れると同時に私達はダッシュで体育館へと向かう。
私は足の速さにはかなりの自信があるんだけど、わりと本気で走っていたのにすぐ隣に翔陽が並んで走っていたから凄く驚いた。翔陽は背が低いから、その他の点で身長を補う何かが無いと試合には出れなさそうだと思っていたけど……なるほどなるほど。
翔陽は私と同じで身体能力がエグいんだ！
思わぬ所で自分と同類がいたことに喜びを隠せず、私は走りながらニヤニヤしていた。
「ーーなんで居る！？」
「あﾞ？」
「ワオ！ これが修羅場ってやつかな！」
体育館に着くなり繰り広げられる修羅場。翔陽と……知らない男子。１組には居なかったから他クラスの人だ。どうやらこの２人は中学時代の因縁の相手らしく、それからお互いにいがみ合う。
うーん、なるほどね！ 翔陽を負かした相手がこの人って訳か！ なんかもう雰囲気から“才能マン”って感じが伝わってくる。おもしろ！
「ねえ、そこの黒髪君！」
「……俺のことか？」
「そうそう！ 君、名前なんて言うの？」
「お前女子だろ。なんで女子がここにいるんだ」
私の問いかけに答えない黒髪君に、すかさず翔陽が噛み付く。
「Aはマネージャーになるんだ！ てかお前、名前聞かれたんだから答えろよ！」
「マネージャー？ ……チッ、おいお前遊びでマネージャーになるつもりならやめろ。迷惑だ」
「おまっ、なんてこと言うんだよ！ 失礼なやつだな！」
黒髪君の言葉に私はキョトンとしてしまう。
あれれ、遊びのつもりで来たように思えたのかな？ んー確かに今のところ本気でここで全国を目指そうとは思っていないけど、私はいつだってバレーに全力のつもりだ。勿論、マネ業もしかり。
「なんで？ 真剣だよ？」
首を傾げながらそう言うと黒髪君は眉間に皺を寄せて言葉を詰まらせた。
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( ･´ｰ･｀)どやｗ - 佐藤久美子って、名探偵コ◯ンの佐藤刑事みたいですネｗｗ 返信不要です (2022年7月2日 13時) (
レス) @page19 id: 4e2cb1d965 (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻き(プロフ) - キースさん» コメントありがとうございます！私も思い切り夢主ちゃんのテンションぶち上げで書いてます！笑 ここまで書いてて楽しい夢主ちゃんは私も初めてです！ これからも頑張ります！ (2021年4月24日 15時) (レス) id: fe7138416d (このIDを非表示/違反報告)
キース - 凄い面白かったです！夢主ちゃんのテンション、読んでて楽しくなる…これから夢主ちゃんがどうなるのか楽しみです(o^^o)これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年4月24日 6時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
納豆巻き(プロフ) - かりんとうさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年4月24日 2時) (レス) id: fe7138416d (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - めっちゃ面白いです！ めっちゃ大好きです！ 応援してます! (2021年4月23日 22時) (レス) id: ca2d9f3fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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