伝説のエメラルド【ソニックX】 (ページ8)

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6話潜入ページ8

NOside＿＿

A達はエリア99に向かうためチャックの車で移動していた。
クリスは助手席に後ろの席にソニックと私が乗る。

ｿﾆｯｸ「こんなまとろっこしいもん乗ってらんないぜ。全く」

ﾁｬｯｸ「まぁまぁ」

ｸﾘｽ「これだね？」

ﾁｬｯｸ「そうそう！」

クリスはある物を取り出しソニックに手渡す。

ｸﾘｽ「付けて」

ｿﾆｯｸ「何？」

ﾁｬｯｸ「『赤外線スコープ』おそらくエリア99の中は赤外線センサーの罠だらけだ。しかしそれを付ければ罠を見破れる」

ソニックは赤外線スコープを耳に付けると親指を立ててシートベルトを外し車から飛び降りる。

ｿﾆｯｸ「Thank you！んじゃお先に！」

それを言い残しソニックはエリアの方に走り去って行った。

ｸﾘｽ「わぁ…」

ﾁｬｯｸ「こりゃあ…引き知事まさるスピードだな」

A「(あのくらいの速さなら…)チャックさん。さっきの『赤外線スコープ』はまだ残っていますか？」

ﾁｬｯｸ「残っているぞ？」

A「一つ貸して頂けないでしょうか？私もソニックの後を追います」

ｸﾘｽ「ソニックの後を追うって今追ってるんだよ？」

A「私が言っているのは先に行ってエリアの中に潜入するという事だ…ソニックだけじゃ荷が重い」

ｸﾘｽ「軍の施設に！？駄目だよ！Aが捕まっちゃうじゃないか！」

ﾁｬｯｸ「いいじゃないかクリス。スコープを渡してやってくれ」

ｸﾘｽ「でもおじいちゃん！」

ﾁｬｯｸ「彼女にも何かしら策があるんじゃ」

クリスは渋々とスコープをAに渡す。

A「ありがとう」

Aはスコープを付けて赤い布に包まれていた青い刀とスノーボードのような機械を取り出すとスノーボードを車の外に投げるとすぐにAは車から飛び降りてスノーボードに乗り移るスノーボードは地面を浮いていて移動する。

ｸﾘｽ「凄い！何それ！」

A「秘密だ。んじゃ行ってくる」

Aはそう言いソニックと同じくらいのスピードでエリアに向かって行った。

ｸﾘｽ「速い…」

ﾁｬｯｸ「彼女は面白いマシンを持っているな！よーし！」

チャックはスピードを上げて二人の後を追った。

軍の施設はもう見えて来た。