伝説のエメラルド【ソニックX】 (ページ23)

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21話黒い影ページ23

その頃、A達がいる街から遠く離れた場所で青い影が走り回っていた。

ある場所で人集りがありそこで青い影が通り過ぎると思ったら戻ってその様子を見るソニック。
近くの気に飛び乗り人集りの先を見ると数台のテレビの画面にエッグマンの顔が映っている。

ｿﾆｯｸ「エッグマン！奴もこっちに来てたのか！」

テレビの画面が切り替わりテイルス達がエッグマンロボに襲われているのが映し出される。

ｿﾆｯｸ「面白そうなことしてんじゃん」

そう言ってソニックは木から飛び降り、現場の方に走り去って行った。

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現場に戻り、ビルの上ではまだテイルス達はエッグマンロボに苦戦していた時屋上の扉がいきよいよく開くと赤いハリモグラのナックルズが出で来る。

ﾅｯｸﾙｽﾞ「アレか…よしっスキを見て…」

するとエレベーターの扉が開き桃色のハリネズミのエミーが出で来る。

ﾅｯｸﾙｽﾞ「遅いぜエミー…うおっ！？」

エミーは巨大なピコピコハンマーを取り出してエッグマンロボに向かって走り出す。

ｴﾐｰ「こぉのー！テイルスを虐めるなー！」

ﾅｯｸﾙｽﾞ「やめろ！エミー！」

ナックルズはエミーを呼び止めるがエミーは聞かずに突進しエッグマンロボの足にハンマーを叩くが全くビクともしない。

エッグマンロボは背後のエミーの存在に気づき手を痛めていたエミーを捕まえる。

ﾅｯｸﾙｽﾞ「エミーを離せー！」

ｴｯｸﾞﾏﾝ「待てい！ナックルズ！」

ナックルズはエッグマンロボに向かって走り出すがエッグマンが間に出て止まってしまう。

ｴｯｸﾞﾏﾝ「少しでも手を出しおったら…」

エッグマンが指を鳴らすとエッグマンロボがエミーを強く握り締めてしまいエミーの悲鳴が上がる。

ｴﾐｰ「いやぁぁ！痛いぃ！」

ﾅｯｸﾙｽﾞ「っ！卑怯者め！エミーを離せ！」

ｴｯｸﾞﾏﾝ「卑怯？最初に手を出したのはこの小娘じゃ『E-23』は身を守っただけじゃわい。

おや？奴がいない！あの忌々しいハリネズミが！」

エッグマンは見渡すがソニックの姿はない。

ﾃｲﾙｽ「ソニックさえいてくれれば…」

その瞬間、屋上の扉から黒い影が飛び出してエミーが捕まっているエッグマンロボの腕に衝撃が当たると掴んでいた手らしき物はエミーを離す。

ｴﾐｰ「きゃぁ！」

飛び落ちるエミーを優しく横抱きにするAの姿がそこにあった。